シンプルなデザインのパワーポイント資料を作るために意識すべき3つのポイントとは?

パワーポイントで行う資料作成は自由度が高い分、手の込んだデザインのスライドを作ろうとしてしまいがちですが、ビジネス資料のデザインは思い切ってシンプルにすることがおすすめです。この記事では、パワーポイント資料のデザインをシンプルにすると良い理由、そして、シンプルなデザインの実践方法について解説します。

パワーポイント資料のデザインをシンプルにする理由

パワーポイント資料のデザインをシンプルにすると良い理由は主に3つあります。

読み手が内容を理解しやすい

1つめの理由は、シンプルなデザインは読み手が内容を理解しやすくなることです。余分な装飾の多い資料は、デザインのルールがわかりにくく、読み手の関心を散らす原因にもなります。一方、装飾の少ないシンプルなデザインの資料であれば、読み手はデザインのルールから情報の優劣や論理構造を容易に理解することができます。

資料は読み手を第一に考えて作ることが大前提です。パワーポイントはデザインを自由に設計できるため、スライドを作るうちにいつの間にか華美なデザインを作ることに夢中になってしまう場合があります。余分な装飾が増えると、読み手に一番伝えたい情報が伝わりにくくなる恐れがあるので注意しましょう。

たとえば、グラフを作成するときにグラフを目立たせるために3D化してしまうのはNGです。一見派手でよく目立つため良いように思えますが、肝心のデータが読み取りづらくなってしまいます。グラフで伝えるべき内容はデータであり、グラフのデザインを決める上で重視するポイントは、伝えたいデータが読み取りやすいかどうかです。
右のデザインのほうが、見た目がシンプルな分、データが読み取りやすいです。

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資料作成時間の短縮に繋がる

2つめの理由は、シンプルなデザインで資料を作成することで、資料作成にかかる時間を短縮できることです。
当然ながら、装飾を加えるほど編集に時間がかかります。一方、シンプルなデザインを心がければ編集の時間が短くなり、その分構成を検討する時間や、プレゼンテーションの練習をする時間に充てられます。

さらに、伝わりやすいシンプルなデザインのルールは、一度理解してしまえば何度でも応用が利くようになるので、デザイン面で悩む必要もなくなります。その結果、時間をより短縮し、作業を効率化することができます。

他の資料に転用しやすい

3つめの理由は、シンプルなデザインは汎用性が高いため、他の資料に転用しやすいということです。営業担当者など日頃から資料を作成する人は、一度作ったスライドの型を他の資料に再利用できれば、資料作成業務が一層効率的になりますよね。

シンプルなデザインで作ると再利用のしやすさが格段に向上します。余分な装飾が多いスライドは、デザインの制約が増えます。たとえば、装飾との相性から使用できる色が限られる、装飾の面積が多いため他の要素に使用できる面積が限られる、などです。制約が多いほど、細かな調整に時間がかかります。

このように、スライドの汎用性を高め資料作成業務を効率化するためにも、シンプルなデザインで作成することをおすすめします。

シンプルなデザインにするためのポイント

ここでは、シンプルなデザインにするために押さえるべき3つのポイントを解説します。主に、資料のデザイン面に焦点をあてて解説しています。
資料をシンプルにするにあたって、「内容」や「構成」で意識すると良いポイントについては、下記の記事で解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

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パワーポイントの資料を構成する方法を解説!資料別構成例も紹介

色は3色を目安に抑える

シンプルなデザインの資料を作成するためには、配色を3色程度に抑えましょう。色数が多いと見ていて疲れる上、どの箇所が重要なのかが聞き手に伝わりづらくなります。

色の種類を抑えるためには、背景は白に設定し、下記のように設定しましょう。

 ・文字色として黒または濃いグレー
 ・資料全体のテーマカラーとなるメインカラー
 ・強調用のアクセントカラー

以上の3色を目安に取り入れるのが効果的です。どうしても色数を増やしたい場合には、採用している3色の明度や彩度を編集したものを使用しましょう。
色の選び方については下記の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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伝わりやすいパワーポイントの色使いのポイントを解説!

コントラストを意識する

シンプルなデザインを心がけるとは言っても、コントラストを意識することは重要です。コントラストがないと、情報の重要度がわかりづらくなるためです。コントラストを出すためには、フォントのサイズや色を変更するなどして、情報の「階層」と「重要度」をわかりやすくします。

たとえば、フォントサイズの大小で情報の階層を表すと分かりやすくなります。階層が高い情報(例: タイトルなど)のフォントサイズは、階層が低い情報(本文など)よりも大きいサイズを設定するのが一般的です。具体的には、タイトル・見出し・本文の階層に応じて、2、3種類程度のフォントサイズを使い分けるとよいでしょう。

スライドの見出しやタイトルには帯や行頭記号の装飾を施したり、インデントを使い分けたりすることでも、情報の階層がわかりやすくなります。また、重要な箇所は直感的にわかるように、アクセントカラーを使うようにしましょう。
このように、シンプルなデザインの中にもコントラストを意識して作成することで、階層と重要度の分かりやすいパワーポイント資料を作ることができます。

デザインのルールを繰り返す

シンプルなデザインの資料を作るためには、資料内で限られたデザインのルールを繰り返すように意識するとよいでしょう。

具体例で考えてみましょう。
たとえば、「重要な文字列には他の文字列とは違うアクセントカラーをつける」「スライドの見出しは左上に配置し、見出しの左端には常に同じ行頭記号をつける」といったルールを忠実に守ると、読み手は瞬時にルールを理解することができます。

シンプルなルールを繰り返すことで、デザインが意味を持つようになり、その結果聞き手がスムーズに情報を理解することができます。

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