伝わりやすいセミナー資料の作り方を徹底解説!

今回の記事では、伝わりやすいセミナー資料の作り方についてご紹介します。セミナー資料を作る際の基本原則や、実際に資料を作る際の効率的な手順についても詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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セミナー資料を作る際に意識するポイント

セミナーとは一般的に、セミナー講師と参加者が特定のテーマについて知識を共有したり、演習を通してノウハウや技術を学ぶ勉強会のことです。もしもあなたがセミナー講師をすることになった場合、どんなことに気をつけるとよいでしょうか?

ここでは、セミナー講師の立場の人が、参加者に伝わりやすいセミナー資料を作るために意識しておきたいポイントをご紹介します。

セミナー後、参加者にどうなっていてほしいかを明確にする

セミナーを成功させるためには、セミナー終了後、参加者にどのような行動をとってほしいのかを意識して資料を作ることが重要です。
そのためにはまず、参加者の属性(年齢・性別・職業・立場など)を可能な限りリサーチします。また、参加者のニーズを具体的に把握した上で資料を作成していきます。

外部講師としてセミナーに招かれる場合は、主催者との事前打ち合わせを入念に行い、セミナーの目標やヴィジョンを共有しておくことが重要です。

参加者でも理解できる内容になっているか確認する

セミナー資料では、専門用語を使いすぎていないか、参加者が理解できる平易な表現を用いているかを確認することが重要です。

セミナーには、テーマに関する予備知識が少ない参加者もいることが予想されます。予備知識が少ない参加者にとっては、講師が当たり前だと思っている内容も伝わらない場合があります。可能な限り、専門用語や特定の業界でしか通用しない用語の使用は避け、一般的な言葉で言い換えるなど、参加者目線の意識を常に持つように心がけましょう。

伝わりやすいデザインを意識する

セミナー資料においてデザインは重要ですが、必ずしも華美なデザインを目指す必要はありません。華やかさよりも、資料の内容が参加者に伝わりやすいデザインにすることが重要です。ここでは、そのためのポイントを3つ紹介します。

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読みやすいフォントを選ぶ

読みやすいフォントを使用しているかどうかで、資料の内容の伝わりやすさや見栄えは大きく変わります。
視認性・判読性・可読性の観点から、読みやすいフォントを選定しましょう。

おすすめはメイリオです。全体的に読みやすく、太字対応で強調箇所がわかりやすいです。Windows VISTA以降に標準搭載されているので、セミナー当日に自分のPCではなく会場備え付けのPCを使用する場合でもフォントが崩れる心配がありません。

また、フォントの種類だけでなく、サイズにも気を配りましょう。特にプロジェクターで投影する場合は、後ろの席の人でも文字を読み取れるかリハーサルをして確認しましょう。

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配色は3色を目安に抑える

セミナー資料で使う色は、3色を目安に抑えましょう。使用する色が多すぎると、注目すべきところがどこなのかがわかりにくくなってしまうためです。
背景を白とし、文字の色は黒または濃いグレーにしましょう。それ以外では、テーマで使う色(メインカラー)と特に強調したい箇所で使う色(アクセントカラー)の2色だけに絞って使用すると、重要な情報が参加者に伝わりやすくなります。

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レイアウトの基本ルールを守る

伝わりやすいセミナー資料のレイアウトには、以下に挙げる3つの基本原則があります。

第一に、文字列や図表など、オブジェクトの位置は厳密に整列しましょう。
オブジェクトの位置が揃っていないと、雑然とした印象を与えてしまいます。

第二に、文字や図表を詰め込みすぎずに、余白を十分にとることを意識しましょう。
余白が少ないと、窮屈な印象を与えて、読みづらい資料になってしまいます。

第三に、関連性のあるオブジェクト同士は接近させるようにしましょう。
オブジェクト同士の関係性を距離で表すことで、直感的に理解しやすくなります。
これら3つの基本原則を意識することで、参加者目線の伝わりやすい資料になります。

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セミナー資料を作る手順

ここからは、セミナー資料を作る手順について説明していきます。

1.タイトルを決める

まずは、セミナー資料のタイトルを決めます。
タイトルは、セミナー資料の重要な要素です。なぜなら、参加を検討している人の多くは、まずタイトルを見て自分に関係がありそうかどうか、そして、参加するかどうかを判断するためです。

セミナー資料のタイトルは、できる限り魅力的になるよう言葉を選びましょう。ただし、内容を逸脱したタイトルをつけてしまうと、参加者の期待を裏切ることになり、セミナー全体の満足度が下がるため注意しましょう。

2.全体の章構成を考える

次は、セミナー資料全体の章構成を考えます。いきなり細かく内容を詰めるのではなく、まずはセミナーの流れを意識して、大まかな全体像を決めていきます。
手書きやワードで目次レベルの見出しを箇条書きし、各章で伝えるテーマを決めていきます。

ざっくりとした全体像が決まったら、セミナー参加者に伝わりやすい順序か、本当に必要な見出しかどうかを周りの人に見てもらうなどして確認しましょう。

3.章内の構成を考える

全体の章構成が決まったら、各章で伝える内容を検討していきます。
パワーポイントで作成する資料は、原則1スライドに1メッセージで作成します。1枚のスライドに複数のメッセージが入っていると、参加者の混乱を招く可能性があるからです。

そのため、章内で何を伝えるか決まったら、スライド単位に分解していきます。この段階でも手書きやワードなどを利用して、各スライドのメッセージを書き出していきましょう。

4.リハーサルしてみる

全体の構成と各章の構成が決まったら、一度リハーサルをしてみることをおすすめします。この段階でリハーサルを挟むことによって、論理構成や時間配分を確認することができます。リハーサルで問題に気付いたら、この段階で構成を修正しましょう。

リハーサルと修正を繰り返し問題が解消されたら、次はいよいよスライドを作り込む段階に移ります。

5.本編のスライドを作成する

本編のスライド作りは構成に沿って、各スライドに割り当てたメッセージを補足する文字や図表を加えながら行います。
また、先ほどお伝えした伝わりやすいデザインのポイントを意識しながら作成しましょう。

6.まとめを作成する

セミナー資料の最後には、「まとめスライド」を入れます。
具体的には、セミナー内容の振り返りや、参加者に覚えて帰ってもらいたいこと(take-home massage)を記載します。このような「まとめスライド」を映しながらセミナーを終了することで、参加者の記憶に残りやすくなり、その後の質疑応答もスムーズに進みやすくなります。

パワーポイントを使ったまとめスライドの作り方については、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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パワーポイント資料の最後にまとめは必要?まとめスライドの書き方も含め解説

7.自己紹介を冒頭に入れる

本編とまとめスライドを作成したら、講師の経歴を加えましょう。経歴をまとめたスライドを序盤に盛り込むことで、説得力が増します。

経歴紹介は、自分が講演者としてふさわしいことを示すのが目的です。長くすると自慢話のように聞こえ、参加者の興味を削ぐ恐れがあるため、だらだらと盛り込むのではなく端的にまとめましょう。

新聞などの引用は著作権上問題ない?

新聞などの記事や第三者の見解を引用したい場合に、著作権の取り扱いに迷うことも多いかと思います。
結論から言うと、セミナー資料に引用元を明示した上で、セミナーのメインコンテンツとしてではなく自説の補強として利用する場合に限り、著作権者の許諾は不要です。

引用元を明示するためには、資料上で自説と他説を明確に分け、他説には出典が分かるように、「著者名」「出版年」「資料名(記事のタイトルなど)」「新聞名や出版社名」を、スライドの中に明示しましょう。
出典が多い場合には、本編のスライドでは著者の苗字と出版年などの略称(例: 〇〇(2020)など)を記載しておき、資料の末尾に「引用文献一覧」として引用元の詳細を記載すると良いでしょう。

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