【企画構成編】「主張」に対する「理由」の用意

今回は、前回検討した構成案に対し、構造面のチェックを行っていきます。

特にチェックが必要な内容としては、「主張」に対する「理由」が用意されているか、読み手の疑問に耐える「理由」が明確に示されているかといった観点があります。
「理由」や「根拠」が示されなければ、「主張」が説得力を帯びて伝わることはありません。単純な思いとして流されてしまったり、非論理的な内容にストレスを抱かれてしまったり、読み手には良い印象が残りません。
「主張」に対し、なぜそう言えるのかという「理由」を十分に用意できているかどうかで、プレゼンの質は大きく変わります。
資料のみが独り歩きする場合は口頭で補足する余地がないため、特に注意が必要です。
今回もパワーポイントは使わず、手書きのメモで整理を行ってみてください。

1.全体構成案の「主張」と「理由」のセットを明確にする

まず、全体構成案を俯瞰し、どのスライドでどんな「主張」をしようとしていて、その「理由」はどのスライドで説明しようとしているのか、これまでに検討してきた内容をメモに追記していきます。
この作業では以下の項目をチェックして、修正を行ってください。

・何を「主張」しようとしているかが明確か?
・「理由」の内容が「主張」の説明として成立しているか?
・「主張」と「理由」が1対のセットになっているか?分散したり、複数のセットが混在したりしていないか?

全体構成案が「主張」と「理由」のセットの論理構造で組み立てられているか、構造面の妥当性をきっちりチェックしてください。

2.「理由」を掘り下げる

次に、書き出している「理由」が本質的な「理由」になっているか、妥当性の高い根拠になっているかをチェックするため、「理由」を掘り下げていきます。
なぜそう言えるのか?という「理由」を考え、さらにその「理由」に対してなぜそう言えるのか?という問いを重ねていきます。
「主張」>「理由」>「理由」>「理由」・・と因果関係に分解し、本質的な「理由」を明確にすることがゴールになります。そして、主張を支える根拠が客観的に見て妥当と言える内容になっているかを確認します。
この作業によって論理の不整合や曖昧性が浮き彫りになります。問題点を見つけ、構造整理を繰り返していくことで、論理構造が盤石になっていきます。

この段階では、まだパワーポイント資料の作成には着手していないため、資料作成上の手戻りはありません。
後で手戻りが発生しないよう、構成検討にはじっくり時間をかけ、骨子となる内容や構造をここで固め切ることを意識してください。

3.事例で「理由」の説得力を高める

説得力をさらに高める有効な手段として、具体的な事例を示すという方法があります。
「理由」が固まった後に、その根拠を立証できる具体的な事実を書き並べることで、信憑性を高めるのです。
例えば、何らかの改善案を提案する場合は、同様の手法で改善効果を生み出した過去実績を添えると、机上の空論ではない現実的な主張をしているということが読み手に伝わります。
重要な「主張」に関しては、「理由」と「事例」をセットにした論理展開を意識し、疑問も反論も浮かばないような説得力の高い資料の作成を目指してください。

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