参考にしたい決算説明資料まとめ!デザインの5つのポイントを解説

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参考にしたい決算説明資料まとめ!デザインの5つのポイントを解説

投資家などに向けて決算内容を報告するために作成される、決算説明資料。投資の維持や追加投資獲得のためにも、わかりやすい決算説明資料を作ることは必要不可欠です。

そこでこの記事では、わかりやすい決算説明資料のデザイン上の特徴に焦点をあてて解説します。企業が公開している決算説明資料の実例を挙げて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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わかりやすい決算説明資料のデザインのポイント

ここでは、わかりやすい決算説明資料を作成するためのポイントとして、次の5点を解説します。

①読みやすいフォント・フォントサイズを使用する
②色数を抑える
③余白を十分に設ける
④オブジェクトの位置を揃える
⑤1スライドに情報を詰め込み過ぎない

一つずつ詳しく見ていきましょう。

①読みやすいフォント・フォントサイズを使用する

読みやすいフォントを使用することで、資料全体の読みやすさが向上します。決算説明資料では数字などを記載することも多いので、見間違いによるトラブルなどを防ぐためにも、視認性、可読性、判読性に優れたフォントを採用することが不可欠です。

具体例としては、和文フォントではメイリオ、欧文フォントではSegoe UIの組み合わせがおすすめです。これらのフォントは縦横の線の太さが均一であるため、決算説明資料をスクリーンなどに投影する場合にも、見やすさを保つことができます。

読みやすいフォントが使用されていてもフォントサイズが小さいと、読みにくい資料になってしまうこともあります。資料の用途(配布用資料、スクリーンに投影する資料など)に合わせて読みやすいフォントサイズを設定しましょう。

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②色数を抑える

決算説明資料に限ったことではありませんが、ビジネス資料の文字色は黒、コーポレートカラーをメインカラー、その補色をアクセントカラーとして3色程度に抑えましょう。色数が多いと、資料の中で重要な情報がわかりにくくなるためです。

資料の配色を決める際には、色覚の多様性に配慮して「ユニバーサルデザイン」を意識した設計にするとよいでしょう。色覚の多様性とは、赤や緑が混ざる特定の範囲の色に関して、差を感じにくいという色覚の特性のことです。日本人では男性の20人に1人、女性の500人に1人の確率でこの特性を有するとも言われています。

NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構のウェブサイトでは、色覚の多様性に配慮した配色パレットが公開されていますので、参考にしてみてください。

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③余白を十分に設ける

決算説明資料では余白を十分に設けることも重要です。スライド内に十分な余白を取らないと、情報の構造が読み取りにくくなります。また、読み手に対して窮屈な印象を与える可能性もあります。

情報をわかりやすく伝え印象をよくするためにも、十分な余白を設けましょう。また、図形や枠線内にテキストを入力するときも十分な余白を設けることを意識しましょう。行間の設定も十分な余白の確保に重要な操作です。 

④オブジェクトの位置を揃える

文字列や図表などのオブジェクトの位置は、見えない線で区切られているかのように厳密に位置を揃えましょう。オブジェクトの位置を揃えることで、資料全体が引き締まります。

決算説明資料は表やグラフでデータを示すことが多いので、大きさや位置が揃っていないと情報が読み取りにくくなります。

パワーポイントで作成する場合には、配置機能の「整列」を使用することで厳密に揃えることができます。あるいは、動かしたいオブジェクトをドラッグすると、近隣のオブジェクトと位置を揃えるための線(スマートガイド)が表示されるので、それを参考に揃えることもできます。

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⑤1スライドに情報を詰め込み過ぎない

パワーポイントやキーノートなどのプレゼンテーションソフトウェアを使って決算説明資料を作成する場合、1スライドで伝えるメッセージは1つに絞ることが重要です。グラフや図を詰め込み過ぎず、過不足なく記載することを心がけましょう。

資料を作成しているうちに、1スライドの中で伝えたい情報が次々と膨らむ場合もあると思います。その場合には1スライド内に無理に詰め込もうとせず、スライドを分割することも検討しましょう。

公開されているわかりやすい決算説明資料

ここからは、上記で紹介した5つのポイントを押さえている決算説明資料の具体例を紹介します。

株式会社ベクトル

株式会社ベクトルが公開している決算説明資料では、特に以下のポイントが押さえられています。

①読みやすいフォント・フォントサイズを使用する
②色数を抑える
④オブジェクトの位置を揃える

スライド内の情報量は多めですが、各スライドにリード文が配置されていることにより、メッセージが伝わりやすくなっています。また、色数が最小限に抑えられており、青を基調としたビジネスライクで目に優しい配色がされている点も見習うべきポイントです。

GMOペパボ株式会社

GMOペパボ株式会社の決算説明資料では、特に以下のポイントが押さえられています。

①読みやすいフォント・フォントサイズを使用する
②色数を抑える
④オブジェクトの位置を揃える
⑤1スライドに情報を詰め込み過ぎない

比較的フォントサイズが大きく保たれており、視認性に優れています。また色数が最小限に抑えられており、青を基調とした落ち着いた色合いです。さらに、グラフや表の中で特に注目すべき箇所をマークするなど、情報が視覚的に整理されています。

GMOペパボ株式会社でデザインを担当する社員の方が、決算説明資料のデザインの考え方を解説している記事もあるため、興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。

ChatWork株式会社

ChatWork株式会社の決算説明資料では、特に以下のポイントが押さえられています。

①読みやすいフォント・フォントサイズを使用する
②色数を抑える
③余白を十分に設ける
④オブジェクトの位置を揃える

特筆すべきは、スライド内でアクセントカラーを使用するポイントが明確である点です。また、テンプレートがシンプルな設計で余白も十分に保たれているため、一見しただけで注目すべき箇所がわかります。

グラフの箇所でやや色数が多くなっていますが、全体的には色数が最小限に抑えられており、フォントの色やグラフの色はコーポレートカラーに合わせられています。そのため、統一感がありブランドイメージの定着にもつながります。

さらに、写真やグラフ、イラストを使用した図解が多数あり、読み手が左脳(言語処理)と右脳(画像処理)の両方をバランスよく使って理解できる構成です。

LINE株式会社

LINE株式会社の決算説明資料では、特に以下のポイントが押さえられています。

①読みやすいフォント・フォントサイズを使用する
②色数を抑える
④オブジェクトの位置を揃える
⑤1スライドに情報を詰め込み過ぎない

グラフや表を用いて数字の情報が整理されており、読みやすい資料になっています。ただし、ややフォントサイズが小さい部分があるので、フォントサイズを大きくすることでより見やすい資料になるでしょう。

配色は色数が抑えられており、サブカラーのグレーの使用面積が広いため、全体的に落ち着いたトーンになっています。

表は罫線の本数が最低限に抑えられているため情報が読み取りやすく、すっきりとスタイリッシュに見えます。

株式会社メルカリ

株式会社メルカリの決算説明資料では、特に以下のポイントが押さえられています。

②色数を抑える
④オブジェクトの位置を揃える
⑤1スライドに情報を詰め込み過ぎない

こちらも色数が最小限に抑えられており、シンプルで見やすい資料です。色数だけでなくグラフのデータラベルの数なども抑えるとさらに見やすくなるでしょう。英数字のフォントがやや浮いて見えてしまう箇所がある、和文フォントと合う欧文フォントを使用することでより見やすくなるでしょう。

さらに、図と文章をうまく組み合わせることで、読み手に伝えたい要素が簡潔に表現されている点は、見習いたいポイントです。情報や文章が簡潔にまとめられていることは、デザインの見やすさに大きく影響します。

株式会社ラクスル

最後に紹介する、株式会社ラクスルの決算説明資料では、特に以下のポイントが押さえられています。

①読みやすいフォント・フォントサイズを使用する
②色数を抑える
④オブジェクトの位置を揃える
⑤1スライドに情報を詰め込み過ぎない

読みやすいフォントで、色数が最小限に抑えられています。フォントサイズが小さい箇所を大きくすると、より視認性の高い資料になるでしょう。

また青を基調とした落ち着いた色が使用されており、全体的に目に優しい配色です。例えば、アクセントカラーに有彩色を使用してメリハリをつけると、注目すべきポイントがより明確になるでしょう。

1スライドに1メッセージが配置されており、伝えたい情報が過不足なく伝えられています。後半では図を用いて情報が整理されており、視覚的にわかりやすい資料です。

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