【無料】パワポのシンプルデザインテンプレートを紹介!作り方やコツも詳しく解説
効果的なプレゼンテーションには、シンプルで洗練されたデザインが欠かせません。しかし、魅力的なパワポテンプレートを見つけるのは意外に難しいものです。
本記事では、無料でダウンロードできるシンプルデザインのパワポテンプレートを紹介します。さらに、シンプルなデザインの作り方やコツも詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
パワポのシンプルデザインテンプレート【無料ダウンロード可】
パワーポイント資料のデザインをシンプルにする3つの理由
1. 読み手が内容を理解しやすい
2. 資料作成時間の短縮につながる
3. 他の資料に転用しやすい
シンプルなパワポデザインの作り方
1. 色は3色を目安に抑える
2. コントラストを意識する
3. デザインのルールを繰り返す
4. 十分な余白をとる
5. 背景は控えめなデザインにする
シンプルなパワポデザインを作るためのコツ
1. 引き算で考える
2. 時間と労力をかける
3. 配布資料とプレゼンスライドを作り分ける
シンプルなパワポデザインの制作例
シンプルなデザインを意識してパワポ資料を制作しよう
パワポのシンプルデザインテンプレート【無料ダウンロード可】
「シンプルなパワポデザインのテンプレートが欲しい」
「パワーポイントのテンプレートを探してみたけど、いいものがない…」
このような悩みをお抱えではありませんか?
そのような方は、資料制作を手がける弊社ストリームラインが用意したテンプレートをぜひご活用ください。
企業のイメージや聞き手に合わせてデザインを選べるよう、5つのシンプルなテンプレートを用意しています。また、パワポデザインでよく用いられる図解パターンが反映しやすいよう、さまざまなパターンのスライドが登録されています。
テンプレートに当てはめるだけで、洗練された印象を与えるデザインのパワポ資料を作成できるでしょう。
以下のデザインパターンから、ぜひダウンロードしてご活用ください。
デザイン青 | ダウンロードはこちら |
デザイン紺 | ダウンロードはこちら |
デザイン赤 | ダウンロードはこちら |
デザイン青紺グラデ | ダウンロードはこちら |
デザイン橙グラデ | ダウンロードはこちら |
なお、弊社ストリームラインは、プレゼンテーションやセミナーで使われる資料の制作を承っています。「自社で資料制作する人的リソースを割けない」「クオリティが高い資料を用意したい!」という方は、弊社サービスの「バーチャルプランナー」にぜひご相談ください!
パワーポイント資料のデザインをシンプルにする3つの理由
パワーポイント資料のデザインをシンプルにすると良い理由は、主に3つあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 読み手が内容を理解しやすい
1つめの理由は、シンプルなデザインは読み手が内容を理解しやすくなることです。
余分な装飾の多い資料は、デザインのルールがわかりにくく、読み手の関心を惹きつけられない傾向にあります。一方、装飾の少ないシンプルなデザインの資料であれば、読み手はデザインのルールから情報の優劣や論理構造を容易に理解できるでしょう。
たとえば、グラフを作成する際、グラフを目立たせるために3D化してしまうのはNGです。
左のデザインは一見よく目立つものの、肝心のデータが読み取りづらいのに対し、右のデザインは見た目がシンプルでデータが読み取りやすいことがわかるでしょう。
グラフのデザインを決めるうえで重視するポイントは、伝えたいデータが読み取りやすいかどうかです。
パワーポイントはデザインを自由に設計できるため、スライドを作るうちにいつの間にか華美なデザインを作ることに夢中になってしまうことがあります。しかし、余分な装飾が増えると、読み手に一番伝えたい情報が伝わりにくくなる恐れがあるので注意が必要です。
なお、グラフ作成の方法については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
▶パワーポイントでグラフを作成する方法!種類・作成のコツ・テンプレート化の方法をまとめて解説【作業効率化】
2. 資料作成時間の短縮につながる
シンプルなデザインで資料を作成する理由の2つめは、資料作成にかかる時間を短縮できることです。
シンプルなデザインを心がければ編集の時間が短くなり、その分構成を検討する時間やプレゼンテーション練習に充てられます。さらに、伝わりやすいシンプルなデザインのルールは、一度理解してしまえば何度でも応用が利くようになるので、デザイン面で悩むことも少なくなるでしょう。
結果として、時間をより短縮し、作業の効率化につながるのです。
3. 他の資料に転用しやすい
3つめの理由は、シンプルなデザインは汎用性が高く、他の資料に転用しやすいことが挙げられます。
一度作ったスライドの型を他の資料に再利用できれば、資料作成の業務が効率的に進められるでしょう。シンプルなデザインで作ると、再利用のしやすさが格段に向上します。
一方、余分な装飾が多いスライドは、デザインの制約が増え、細かな調整に時間がかかります。たとえば「装飾との相性から使用できる色が限られる」「装飾の面積が多いため他の要素に使用できる面積が限られる」などが挙げられるでしょう。
このように、スライドの汎用性を高め資料作成業務を効率化するためにも、シンプルなデザインで作成するのがおすすめです。
シンプルなパワポデザインの作り方
シンプルなパワポデザインの作り方について、5つのポイントを紹介します。
- 1. 色は3色を目安に抑える
- 2. コントラストを意識する
- 3. デザインのルールを繰り返す
- 4. 十分な余白をとる
- 5. 背景は控えめなデザインにする
ぜひ参考にしてみてください。
1. 色は3色を目安に抑える
シンプルなデザインの資料を作成するためには、配色を3色程度に抑えましょう。色数が多いと見ていて疲れるうえ、どの箇所が重要なのかが聞き手に伝わりづらくなります。
色を決める際は、以下のルールに沿って設定すると良いでしょう。
- 文字色として黒または濃いグレー
- 資料全体のテーマカラーとなるメインカラー
- 強調用のアクセントカラー
以上の3色を目安に取り入れるのが効果的です。
どうしても色数を増やしたい場合には、採用している3色の明度や彩度を編集したものを使いましょう。
色の選び方については以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
▶パワポ資料の配色はこれで決まり!カラーコードの組み合わせや便利なサイトも紹介
2. コントラストを意識する
シンプルなデザインを心がけるうえで、コントラストを意識することは重要です。コントラストがないと、情報の重要度がわかりづらくなります。
コントラストを出すためには、フォントのサイズや色を変更するなどして、情報の「階層」と「重要度」をわかりやすくしましょう。
タイトルなどの階層が高い情報のフォントサイズは、階層が低い情報よりも大きいサイズを設定するのが一般的です。
具体的には、タイトル・見出し・本文の階層に応じて、2~3種類程度のフォントサイズを使い分けるとよいでしょう。
スライドの見出しやタイトルには帯や行頭記号の装飾を施したり、インデントを使い分けたりすることでも、情報の階層がわかりやすくなります。また、重要な箇所は直感的にわかるように、アクセントカラーを使いましょう。
このように、シンプルなデザインの中にもコントラストを意識して作成することで、階層と重要度の分かりやすいパワーポイント資料を作れます。
3. デザインのルールを繰り返す
シンプルなデザインの資料を作るためには、資料内で限られたデザインのルールを繰り返すように意識しましょう。
たとえば、以下のようなデザインルールが考えられます。
- 重要な文字列には他の文字列とは違うアクセントカラーをつける
- スライドの見出しは左上に配置し、見出しの左端には常に同じ行頭記号をつける など
シンプルなルールを繰り返すことで、デザインが意味を持つようになり、その結果聞き手がスムーズに情報を理解できるようになります。
▶【見るだけで伝わる】優秀なパワーポイントデザインの極意!デザインのコツも解説
4. 十分な余白をとる
余白は単なる空白ではなく、デザインの重要な要素です。
適切な余白は情報の優先順位を明確にし、視認性を向上させます。具体的には、スライドのふちから1文字分程度の余白を取り、各要素間にも十分なスペースを確保するなどの工夫が必要です。
余白を意識的に使うことで、情報が整理され、聴衆の注目を集めやすくなります。余白を恐れずに積極的に取り入れることで、プレゼンスライドの質が向上するでしょう。
5. 背景は控えめなデザインにする
背景は、内容を引き立てる役割を果たし、決して主役になってはいけません。
シンプルな無地の背景・とくに白や超薄いグレーを使用すると、テキストや図表が際立ちます。華やかな背景や複雑なパターンは避け、情報の読みやすさを優先しましょう。
また、背景色と文字色のコントラストに注意を払い、目に優しい組み合わせを選ぶことも大切です。
背景のデザインに迷う場合は、弊社のテンプレートをぜひご活用ください。
シンプルなパワポデザインを作るためのコツ
シンプルなパワポデザインを作るためのコツを3つ紹介します。
- 1. 引き算で考える
- 2. 時間と労力をかける
- 3. 配布資料とプレゼンスライドを作り分ける
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 引き算で考える
シンプルなスライドを作るには、聞き手に伝えたいことを選び抜かなくてはいけません。
そのためには、必要最小限の要素だけを残し、余分な情報や装飾を取り除くという考え方が必要です。
具体的な手順としては、情報の優先度や重要度をあえて意識せずに、伝えたい情報やコンテンツを1枚のスライドなかに盛り込みます。
次に、スライドで伝えたい核心的なポイントを残すように、不要な情報や要素を「引き算」していきます。この段階で、文字数を減らしたり複雑なグラフィックを簡素化したりして、装飾的な要素を最小限に抑えることを意識しましょう。
このような手順に従わず、情報やコンテンツを足したり引いたりしてスライドを作ると、徐々に伝えたい本質からずれていく恐れがあります。
最初に伝えたいことをすべて洗い出したあと、引き算することで、スライドのデザイン性だけでなくメッセージ性も際立つ資料を作成できるでしょう。
2. 時間と労力をかける
シンプルなデザインほど、時間と労力をかけて試行錯誤する必要があります。
具体的には、情報の優先順位付けやレイアウトの最適化・配色の選択など、各要素を慎重に検討しましょう。試行錯誤をした結果、スライドのなかに悩みぬいて考えたコンテンツが残らなくても、数多くの案のなかから選び出した要素は、必然的に価値が高いものになります。
時間をかけて丁寧に作り込むことで、聴衆に強い印象を与えるプレゼン資料ができあがるでしょう。
3. 配布資料とプレゼンスライドを作り分ける
プレゼンスライドは視覚的な補助として、最小限の情報と視覚的要素のみを含むシンプルなデザインにしましょう。
スライドを保管する役割として配布資料を作成しておけば、聞き手により詳細な情報を提供でき、あとで参照してもらえます。
プレゼンスライドの内容を単に印刷して配布資料とするのではなく、それぞれの目的に応じて資料を作り分けるひと手間があると、聞き手にとって非常に親切です。
詳細な情報が残っている段階のパワポを配布資料とし、さらに情報をそぎ落として本当に伝えたい情報だけが残ったものをプレゼンスライドとすると良いでしょう。
プレゼンスライドと配布資料を分けることで、プレゼンテーション中は細かな情報にとらわれず、本当に大切な部分だけを強調して聴衆に伝えられます。
シンプルなパワポデザインの制作例
弊社ストリームラインは、シンプルで効果的な資料作成のエキスパートです。
ティー・エス・ビー株式会社様の事例では、複雑な情報を簡潔に伝える資料を作成し、新規開拓に大きな成果をもたらしました。
とくに注目すべきポイントは、冒頭数ページで読み手の興味を引き、口頭説明なしでもサービス概要が伝わる構成です。
シンプルなデザインながらインパクトのある資料は、社内外から高い評価を得ています。また、ご担当者様からも「欠点が見つからないと言っていいほど満足」というお言葉を頂きました。
弊社ストリームラインは、プレゼンテーションやセミナーで使われる資料の制作を承っています。「自社で資料制作する人的リソースを割けない」「クオリティが高い資料を用意したい!」という方は、弊社サービスの「バーチャルプランナー」にぜひご相談ください!
シンプルなデザインを意識してパワポ資料を制作しよう
シンプルなデザインのパワポ資料は、読み手の理解を促進し、作成時間の短縮にもつながります。色は3色程度に抑え、コントラストを意識し、デザインのルールを繰り返すことで、情報の優先順位を明確にできます。
また「引き算」の考え方で不要な要素を削ぎ落とし、時間と労力をかけて丁寧に作り込むことが重要です。本記事で解説した内容を参考にして、シンプルで効果的な資料作成に挑戦しましょう。