【簡単】企画書の書き方を解説!作り方のポイントやテンプレート・具体例を紹介

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【簡単】企画書の書き方を解説!作り方のポイントやテンプレート・具体例を紹介

企画書の目的は、企画内容や得られる成果、必要なリソースなどを読み手に理解してもらい企画を採用してもらうことです。また、採用された際にメンバーへ実行計画を周知する際にも使用します。企画書作成で抑えるべきポイントに加えて、参考になるフレームワークや構成例を紹介します。

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企画書の定義と重要性・提案書との違い

まず、企画書の概要について解説します。

  1. 企画書を書く目的
  2. ビジネスにおける企画書の重要性
  3. 企画書と提案書の違い
  4. ツールの選び方

1. 企画書を書く目的

企画書とは、新しい事業や商品についてのアイデアや構想を、組織として実行可能なプロジェクトに変換するための提案文書です。
企画書を作成する最大の目的は、社内外の決裁者(意思決定者)から承認を得て、実行に必要なリソース(予算・人員・時間)を勝ち取ることです。

どれほど素晴らしいアイデアも、頭の中にあるだけではビジネスになりません。
「なぜやるのか(意義)」「どう実現するのか(計画)」「どんな利益があるのか(効果)」を論理的に示し、会社がそのプロジェクトに投資する価値があることを明確にする。それが企画書の役割です。

プロジェクトの関係者間で情報を共有しコミュニケーションを円滑にするためにも、わかりやすい企画書が必要となってきます。

2. ビジネスにおける企画書の重要性

企画書は、ビジネスの成功に直結する重要な文書です。家を建てる際に設計図がなければ工事ができないのと同様に、ビジネスにおいても明確な指針がなければプロジェクトは迷走します。

企画書は新規事業の立ち上げや既存事業の改善提案など、さまざまな場面で活用されます。

企画書の役割とは、単に承認を得やすくするだけはありません。その後のプロジェクト進行をスムーズにし、成功確率を飛躍的に高める重要な資産となります。

このように企画書の内容は大きな影響を与えるため、作成する際には入念な準備や推敲が必要です。

3. 企画書と提案書の違い

「企画書」と「提案書」の違いには明確な定義が無く混同されがちですが、ビジネスの現場では「誰に対して、何をゴールにするか」で使い分けられます。

最大の違いはスタート地点です。
企画書は「新しいことを始めたい」という自発的なアイデアを実現するための「実行計画」です。
一方、提案書は「相手の困りごと」を解消するための「解決策」です。

企画書提案書
主な対象社内(上司・経営層)社外(顧客・クライアント)
方向性事業や商品のアイデアを提案課題の解決方法を提案
ゴール「承認」を得て実行「契約(注文)」を取る

企画書は「新しいサービスを立ち上げたい」など、具体的な実行プロセス(予算・スケジュール・体制)が求められます。
提案書は「売上が伸び悩んでいる」という顧客に対し、「このサービスなら解決できます」という価値(方向性)を提示することをメインに作成します。

4. ツールの選び方

企画書を作成する際、最初に迷うのが「PowerPoint(スライド形式)」で作るべきか、「Word(文書形式)」で作るべきかという点です。
正解はなく、「誰に、どのような状況で渡すのか」によって使い分けるのが鉄則です。

PowerPoint(スライド形式)

視覚的なインパクトとスピード感を重視する場合、パワーポイント形式を選びます。

多忙な読み手の「パッと見て判断したい」といったニーズに応えることができます。また、スクリーンに投影して感情に訴えかけたい場合にも適しています。

適したシーン
  • プロジェクターを使った対面プレゼンテーション
  • 社外クライアントへの「ビジョン」や「サービス概要」の提案
メリット
  • 図解やグラフを使って一瞬で「全体像を理解させる」ことができる
  • 「1スライド・1メッセージ」の原則により、情報の要点が明確になる

Word(文書形式)

論理構成や詳細な情報を正確に伝えたい際には、wordなどの文書スタイルを選びます。
決裁者が一人で読み込む場合や、失敗が許されない予算の根拠を示す場合などはスライド形式ではなく厳密に内容が記載された文書の方が適しています。

適したシーン
  • 社内の決裁・稟議書(詳細な予算根拠やリスク分析が必要な場合)
  • 契約書に近い、厳密な要件定義や仕様書
メリット
  • 目次や見出しによる「構造化された論理展開」が可能
  • 情報量が多くても一覧性が高く、抜け漏れや論理破綻を防ぎやすい
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採用率を高める企画書の基本構成:盛り込むべき9要素

次に、企画書の書き方を9つの要素に分けて解説します。

  1. 表紙(タイトルや日付、提案者)
  2. エグゼクティブサマリー(要約)
  3. 現状の分析・企画背景
  4. 企画のコンセプト内容
  5. 企画を実施するメリット(付加価値)
  6. リスクヘッジ
  7. 運営体制・スケジュール
  8. KPI(効果測定)
  9. 会社概要・問い合わせ先

各要素に盛り込むべき内容を精査すれば、自然にクオリティの高い企画書ができあがるでしょう。

1. 表紙

表紙は企画の概要を端的に伝えるだけでなく、第一印象を決定づける重要なページです。
読み手は表紙を見て「読む価値があるか」を瞬時に判断します。

表紙を構成する要素

  1. タイトル(企画名):読むだけで伝わるタイトルにします。
    「○○の企画書」→「定着率を上げる従業員の福利厚生改善プロジェクト」
  2. 宛名:提出先の社名、部署名、担当者名(役職)など
  3. 提案者:自身の組織名・氏名
  4. 提出日:年月日
  5. 版数(ver.):改訂した場合、履歴が分かるように

また、文字だけの表紙は無機質になりがちなので、必要に応じてイメージ画像を使います。
世界観や情緒を視覚的にアピールできるとなお良いでしょう。

シンプルかつ明快なデザインを心がけ、読み手に好印象を与えるよう工夫することが重要です。

2. エグゼクティブサマリー(要約)

企画書の冒頭にはエグゼクティブサマリー(要約)を配置します。
これは企画書の要旨を簡潔に説明したもので、読者が文書の全体像を迅速に理解するための重要なページになります。

特に決裁者や経営陣は多忙なため、全ての資料を隅々まで読む時間は限られています。
この企画書を読み進める価値があるか、採用するに値するかの判断が最初の1ページで決まるのです。

エグゼクティブサマリーに入れるべき3要素

  1. 企画の要旨: 何をする企画なのか
  2. 提供価値: この企画でどのような成果・メリットが得られる
  3. 読み手への期待: 決裁者に何を求めているか

このページを魅力的に仕上げることで、読み手の関心を引き、提案内容への深い理解を促すことが出来ます。

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3. 現状の分析・企画背景

企画書で核となるのが、この導入部分です。
企画の背景となる現状の問題点や課題を明確に示し、読み手に「その通りだ」と思わせる必要があります。

ここでは単なる状況説明で終わらせず、以下のように課題を浮き彫りにします。

①「理想」と「現実」のギャップ分析

「あるべき姿(理想)」と「現状の問題点(現状)」を対比させることで、課題を定義します。

②客観的なデータの活用

市場の動向や競合他社の状況など、企画を取り巻く環境を分析します。3C分析などのフレームワークを使うこともできます。客観的なデータや事例を用いて現状分析の根拠を示しましょう。

現状分析を通じて企画の必要性や重要性を訴求できれば、読者の興味を惹きつけられます。
読み手が企画の背景を理解し、共感できるような内容にまとめましょう。

4. 企画のコンセプト・内容

現状分析と背景で示した課題に対し、どのように解決していくのかを具体的に打ち出していきます。

最初はあれこれ説明するのではなく、ひと言で説明する(ワンコンセプト)に絞り込みます。

  • ターゲット(誰に):誰の課題を解決するのか
  • 提供価値:ターゲットにどのような付加価値があるのか(ベネフィット)
  • 独自性:なぜ自社で行うのか(差別化)

これらを簡潔にまとめたフレーズ・文章で表現し、企画の全体像を伝えます。スライドであれば図解やイラストを使って直感的にイメージできるようにするのも効果的です。

5. 企画を実施するメリット

この企画を実施することで得られるメリット(リターン)も明確に提示します。
どんな企画もリスクがゼロではありません。想定されるリスクを天秤にかけたときに「投資する価値がある」ことをこの項目で説明します。

メリットの提示

「売上が上がる」「コストが削減できる」といった定性的な表現だけでなく、「昨対比120%増」「コスト削減率15%」など、可能な限り数値で提示します。

6. リスクヘッジ

「絶対に儲かります」「成功間違いなしです」といったメリットばかりが強調された企画書は、決裁者に「本当に大丈夫か?」「見通しが甘いのでは?」という不信感を抱かせてしまいます。

あえて想定されるリスク(デメリット)と、それに対する解決策をセットで提示することで、実現可能性と誠実さのアピールに繋がります。

想定されるリスク(トラブル)

例:「集客が目標に達しない」「天候によるイベント中止」など、想定できるトラブルを挙げていきます

解決策の提示

それぞれのリスクに対して「どのように対応するか」を明記します。
「集客が伸び悩んだ場合は、開催2週間前に追加のWeb広告を投下する」のように、具体的であればなお良しです。

7. 運営体制・スケジュール

ここまでは「企画(アイデア)の魅力」を説明してきました。終盤ではその企画を確実に実行できる能力の証明をします。
「素晴らしい案だけど、実現できるの?」という不安を払拭するため、以下の2点を具体的に示しましょう。

運営体制

プロジェクトチームの構成メンバーやその役割分担などを記載します。
社内メンバーだけでなく、外部パートナーやベンダーとの協力体制についても明記しておくことで、組織がどのように動くのかについてより詳細に伝えられます。

また、ヒト・モノ・カネのリソースがどの程度必要かについて数値で具体的に記載されていると、実現可能な企画かどうか判断しやすくなります。

スケジュール

スケジュールは企画の実現可能性を評価する重要な判断材料です。
プロジェクトを実行するにあたって、どのくらいの期間をかけて・誰が何を実行するのかを具体的に明記しましょう。

開始から完了までの流れを「ガントチャート」などで可視化しておくとプロジェクトの進め方がイメージしやすくなります。
注意点として、あまりにもタイトなスケジュールを設定しないようにしましょう。余裕がないスケジュールを提示してしまうと、実現できない可能性が高いと判断されかねません。

社内外の環境要因やトラブルなどのスケジュールに影響を与える不確定要素を考慮して、余裕を持ったスケジュールを組むのがポイントです。

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8. KPI(効果測定)

企画書のゴールは「実施すること」ではありません。
企画を実施した結果、どのような成果が出たかを検証し、次の施策に繋げることが本質です。

そのため、企画の段階でKGIやKPI、測定方法を決めておく必要があります。

  • KGI(最終目標):売上金額、成約数など
  • KPI(中間目標):KGIを達成するための指標(プロセス指標)。「集客数(率)」や「商談化件数(率)など
  • 測定方法:KGIやKPIの測定方法。GA4などのツールや問い合わせ数など。

また、企画書には効果測定を行う際のプロセスも記載します。
得られたデータをどのように活用し、改善に繋げていくのかをきちんと明記することで、長期的な視点を持った企画であることを決済者に印象付けます。

9. 会社概要・問い合わせ先

企画書の最後に、会社名・所在地・代表者名などの会社情報を記載しておきましょう。
また社外に見せる企画書の場合は、問い合わせ先として担当者の氏名や連絡先(電話番号・メールアドレス)を明記します。

弊社ストリームラインでは資料制作のご依頼を承っています。企画書の作成についてお困りの方は資料作成のワンストップ代行サービス「バーチャルプランナー」までお気軽にご相談ください。

論理的な企画立案を支援する4つのフレームワーク活用法

企画書を作成する際に役立つフレームワークを4つ紹介します。

  1. 6W2H
  2. CTPT
  3. 3C分析
  4. SWOT分析

ひとつずつ見ていきましょう。

1. 6W2H

6W2Hとは企画の具体的な内容を整理するためのフレームワークです。企画書をまとめる際に重要な着眼点として、英語における疑問詞の頭文字を取り「6W2H」にまとめています。

項目内容
なぜ (Why)この企画を実施する必要があるのか
何を (What)どんなサービス内容なのか、どんな内容の企画なのか
どこで (Where)どこの市場に参入するのか、どこで実施するのか
いつ (When)いつ実施するのか
誰が (Who)誰がこの企画を実行するのか
誰に対して (Whom)ターゲットは誰なのか
どうやって (How to)どんな方法で実施するのか
いくらで (How much)いくらの資金が必要なのか

各項目について具体的に検討していくことで、抜け漏れやダブりのない企画書が作成できるでしょう。

2. CTPT

サービスの内容が優れていても企画書の内容に説得力がないと、企画が採用されないこともあります。そこで、企画の内容に厚みを出すためのフレームワークが「CTPT」です。

6W2Hはビジネスシーンで汎用的に使用できるフレームワークであるのに対して、CTPTはマーケティングのフレームワークであるため、商品やサービスの企画書を作成する際に有効です。

各要素の概要は以下のとおり。

項目概要
C (コンセプト)商品やサービスの特性。ターゲットに提供する価値を明確にする。
T (ターゲット)顧客。商品やサービスを受け取る対象となる人々。
P (プロセス)ターゲットにコンセプトを理解してもらうまでの過程。
T (ツール)コンセプトを伝えるための方法。実現のための手段。

まずは、C(コンセプト)とT(ターゲット)を設定します。

コンセプトとは商品やサービス、ターゲットは顧客を指します。つまり「どのような特性を持った商品・サービスを、誰に向けて提供していくか」を決める工程です。

コンセプトとターゲットの整合性が取れていることが重要で、この2つがマッチしていないと良い企画とは言えません。コンセプトがどれほど良かったとしても、明確なターゲットやニーズが存在しなければ、実現は難しいでしょう。

次に、実現方法を検討するためにP(プロセス)とT(ツール)を設定します。プロセスは設定したターゲットにコンセプトを理解してもらうまでの過程、ツールはコンセプトを伝える方法にあたります。

どのような段取りで、どのような手段で提供していくか」を決め、企画を実現するためのアクションプランを立てていきましょう。

コンセプトとターゲットの整合をとり、企画を実現するためのアクションプランとしてプロセスとツールを設定すると、説得力のある資料を作成できます。

3. 3C分析

3C分析は、企画書作成の際に、市場環境を整理するためのフレームワークです。3つのCとは、Customer(顧客)・Competitor(競合)・Company(自社)を指し、各項目の概要は以下のとおりです。

分析項目内容
Customer
(顧客)
ターゲット顧客のニーズ・行動特性・購買プロセスなどを把握する。
Competitor
(競合)
競合他社の強みや弱み・戦略などを分析し、自社との差別化ポイントを明確にする。
Company
(自社)
自社の強みや弱み・リソースなどを整理し、企画の実現可能性を評価する。

たとえば、IT・ソフトウェア開発会社が転職サポートサービスを開発する際の企画書を作成する場合、3C分析は以下のように活用できます。

分析内容
Customer
(顧客)
ターゲット:IT業界で働く20代〜30代のエンジニアニーズ:スキルアップのための情報、企業の技術スタックなど企画書に反映するポイント:ニーズに合わせた情報提供やサービス設計
Competitor
(競合)
競合:既存の転職サイトやエージェント差別化ポイント:AIを活用した求人マッチング、業界出身のキャリアアドバイザーによる手厚いサポート企画書に反映するポイント:競合との差別化ポイント
Company
(自社)
強み:技術力やリソースを活かした内製開発が可能弱み:初期開発コスト、専門人材の確保企画書に反映するポイント:強みを活かした企画、課題に対する対策を示すことで実現可能性を高める

このように3C分析の結果を企画書の各パートに具体的に落とし込めば、説得力のある内容になるはずです。市場環境や自社の強み・課題を明確に示すことが、企画書作成において非常に重要なポイントと言えます。

4. SWOT分析

SWOT分析は、自社の内部環境と外部環境を分析するためのフレームワークです。SWOTとは、Strengths(強み)・Weaknesses(弱み)・Opportunities(機会)・Threats(脅威)の頭文字を取ったもので、各項目の概要は以下のとおりです。

項目概要
Strengths
(強み)
自社の内部環境における強み。企画実現に役立つ要素。
Weaknesses
(弱み)
自社の内部環境における弱み。企画実現における課題やリスク。
Opportunities
(機会)
市場における機会。企画の成功要因となる外部環境。
Threats
(脅威)
市場における脅威。企画の障壁となる外部環境。

たとえば、IT業界における転職支援サービスに関する企画書を作成する場合、SWOT分析は以下のように活用できます。

項目内容企画書への反映例
Strengths
(強み)
高度な技術力IT業界に精通した人材豊富な開発実績AIを用いた求人マッチングシステム開発業界知識に基づいた的確なキャリアアドバイス提供
Weaknesses
(弱み)
転職サービス運営ノウハウ不足ブランド認知度が低い外部パートナーとの提携積極的なマーケティング施策の実施
Opportunities
(機会)
IT業界の転職需要の高まりDXの進展に伴うエンジニア不足市場ニーズに対応したサービス提供社会貢献性の高いサービスとしてアピール
Threats
(脅威)
競合他社の動向景気悪化による転職市場の冷え込みサービスの差別化コスト管理の徹底

SWOT分析の結果を企画書の現状分析やリスク対策のパートに盛り込めば、説得力のある企画書を作成できます

説得力のある企画書を作成するための4つの実践的ポイント

次に、企画書を書く際に意識すべき4つのポイントについて紹介します。

  1. フレームワークを活用して抜け漏れをなくす
  2. いきなりスライド作成に着手しない
  3. 伝わりやすいデザインを心がける
  4. 数値目標を提示する

企画書の作成を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. フレームワークを活用して抜け漏れをなくす

企画書は「なんとなくアイデアを思いついた」段階で作り始めてしまうと、必要な情報の抜け漏れが生じます

企画を書面に落とし込んでいくためには「企画書を書くときに役立つフレームワーク」で解説したフレームワークが有効です。情報を整理するための枠組みを活用すれば、読み手に疑問点を残さない網羅的な企画書を作成できます。

2. いきなりスライド作成に着手しない

企画書を作成するにあたって、いきなりスライド作成に着手するのは避けましょう。まずは、企画書の構成を十分に検討することが重要です。スライド作成から始めてしまうと、いつの間にか論理が破綻してしまったり情報の抜け漏れが発覚したりして、修正に多くの時間がかかってしまう恐れがあります。

まずは紙やWordファイルなどに、内容を箇条書きで書き出してみましょう。その状態で内容の抜け漏れをチェックし、盛り込む順番などを決めてからスライド作成に着手するようにしてください。

3. 伝わりやすいデザインを心がける

図など視覚で伝える要素の大きいパワーポイントで企画書を作成する場合、伝わりやすいデザインであることは非常に重要です。人間の第一印象は「視覚」による影響が5割以上とも言われています。

読みやすいフォント、色の選び方、レイアウトのルールなど、パワーポイントで企画書を作る際に最適なデザインになるように心がけてください。

パワーポイントのデザインについては下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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4. 数値目標を提示する

プロジェクトの目的を達成するための具体的な数値目標を設定し、企画書に明記することも大切なポイントです。売上高や利益率・顧客数など、企画の成果を評価する指標を選定します。

現状の数値と目標値を比較し、達成すべき改善幅を明確にしましょう。目標値は高すぎず低すぎない、現実的かつチャレンジングな水準に設定します。数値目標を提示することで、企画の実現可能性や妥当性を客観的に示せます

目標達成のための施策や活動計画も合わせて提示すれば、実現性を効果的にアピールできるでしょう。

効率的な作成を可能にする企画書テンプレートと構成の雛形

ここでは、企画書を作成する際のテンプレートを紹介します。企画書作成に必要な項目をピックアップしてあるため、事前にテンプレートに沿ってアイデアや情報を整理しておけば、資料の作成がスムーズになるでしょう。

1. 表紙

  • 企画書
  • タイトル
  • 提案者名
  • 提出日

2. 現状分析・企画背景

  • 現状の問題点
  • 市場動向
  • 企画の必要性

3. 企画コンセプト

  • 目的・狙い
  • 独自性・差別化ポイント
  • ターゲット顧客・市場提供価値
  • 具体的な商品・サービス内容
  • 特徴・強み
  • 実現方法

4. メリット・デメリット

  • 期待される効果(数値化)
  • 考えられるリスク・課題
  • 対策・軽減策

5. 運営体制

  • 実行体制(人員・役割)
  • 意思決定プロセス
  • 外部協力者

6. スケジュール

  • 開始日・終了日
  • マイルストーン
  • タスク・担当者

8. 会社概要・問い合わせ先

  • 会社情報
  • 事業内容
  • 担当者連絡先

あらかじめこのテンプレートの項目に沿って情報を取捨選択すれば、PowerPointやWordで企画書を作成する際の土台ができあがります。図表なども活用しながら項目ごとにポイントをまとめて、説得力のある企画書を目指しましょう。

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では実際に、企画書のテンプレートに沿って作成した企画書の下書きを紹介します。

「IT・ソフトウェア開発の会社において、転職サポートサービスの開発案件の企画書を作成する」という場合を仮定すると、以下のようにテンプレートを活用できます。

1. 表紙

  • タイトル:IT業界特化型転職サポートサービス「〇〇」の開発
  • 提案者名:〇〇〇〇
  • 提出先:株式会社〇〇 経営企画部
  • 提出日:2023年6月1日

2. 現状分析・企画背景

  • IT業界の転職市場は活況だが、専門性の高いマッチングサービスが不足
  • エンジニアの転職ニーズが高まっており、適切な求人情報提供が必要
  • 自社の技術力を活かした新サービス開発で、事業領域拡大を図る

3. 企画コンセプト

  • IT業界に特化した転職サポートサービスを開発し、エンジニアの効果的な転職を支援
  • AIを活用した求人マッチング機能と、業界専門のキャリアアドバイザーによる手厚いサポートが強み
  • ターゲットは、IT業界で働く20代〜30代のエンジニア
  • ユーザーに最適な求人情報を提供し、スムーズな転職を実現
  • Webサイト・アプリを通じて、ユーザーの経歴・スキルに合わせた求人情報を提供
  • AIアルゴリズムを用いて、ユーザーと求人のマッチング精度を向上
  • IT業界出身のキャリアアドバイザーが、カウンセリングや面接対策など転職支援を提供
  • 自社のエンジニアリソースを活用し、内製開発を行う

4. メリット・デメリット

  • 新規事業として、収益拡大が見込める(会員数1万人、売上高2億円を目標)
  • 自社サービスとの相乗効果で、ブランド力向上にもつながる
  • 初期開発コストや専門人材の採用などに時間とコストがかかる可能性あり
  • サービス認知度向上のための、マーケティング施策が必要

5. 運営体制

  • 社内にプロジェクトチームを結成(企画・開発・マーケティングなど各部署から人員を選抜)
  • プロジェクトリーダーを中心に、定期的な進捗会議を実施
  • 外部のデザイン会社や人材紹介会社と連携し、サービス品質を担保

6. スケジュール

  • 開始日:2023年7月1日
  • サービスリリース目標:2024年10月1日
  • マイルストーン:要件定義(8月)/設計・開発(9月〜翌5月)/テスト・改修(6月~9月)
  • 主要タスクと担当者:要件定義(企画部門)/UIデザイン(デザイン会社)/開発(開発部門)など

7. 会社概要・問い合わせ先

  • 株式会社〇〇
  • 事業内容:ソフトウェア開発、Webサービス運営
  • 担当者:〇〇〇〇(〇〇〇〇@example.com / ××-××××××××)

企画書を作成する際に工夫すべきポイントは、以下のとおりです。

  • 明確な企画背景と目的を提示し、事業の必要性を強調する
  • ターゲットユーザーと提供価値を具体的に設定し、焦点を絞る
  • サービスの特徴と差別化要因を明示し、競合との違いを際立たせる
  • 数値目標を設定し、事業のポテンシャルを明確に示す
  • リスクと対策を検討し、実現可能性を高める
  • 運営体制とスケジュールを明示し、プロジェクトの実行力を証明する

このようなポイントを意識すれば、説得力のある企画書を作成できるでしょう。

企画書の書き方・作り方に関するよくある質問

Q: 企画書と提案書にはどのような違いがありますか?

A: 企画書は自発的なアイデアを実現するための「実行計画」であり、主な対象は社内(上司・経営層)、ゴールは「承認」です。一方、提案書は顧客の課題を解決する「解決策」であり、対象は社外、ゴールは「契約」という違いがあります。

Q: 多忙な決裁者に企画内容を素早く伝えるための工夫はありますか?

A: 冒頭に「エグゼクティブサマリー(要約)」を配置することが極めて有効です。企画の要旨、提供価値、読み手への期待を1ページにまとめることで、全体像を迅速に理解させ、承認の判断を促すことができます。

Q: 企画書作成において、PowerPointとWordはどのように使い分けるべきですか?

A: 視覚的インパクトやスピード感を重視し、プレゼンテーションを行う場合は「PowerPoint」が適しています。一方、論理構成を緻密に伝え、詳細な予算根拠やリスク分析を正確に共有する必要がある稟議などの場合は「Word」が推奨されます。

まとめ:相手を動かす「伝わる企画書」作成のチェックリスト

企画書は、新しいアイデアを実現するための第一歩です。本記事で紹介した企画書を作成するうえでのポイントを意識しつつテンプレートを活用すれば、説得力のある企画書に仕上げられるでしょう。

ぜひ本記事で紹介したポイントを参考に、説得力のある企画書を作成してみてください。

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