参考にしたい事業ポートフォリオのスライド5選|見せ方のポイントを解説!
事業ポートフォリオは企業が運営している事業を一覧化し、収益性や成長性を一目で把握できるようにしたものです。全体の事業を俯瞰できるため、経営資源の効率的・効果的な分配を行うことができます。
この記事では事業ポートフォリオのスライドをご紹介します。各企業がどのように事業の状況や今後の展開を効果的に示しているのか、是非参考にしてみてください。
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目次
・事業ポートフォリオの定義:経営資源を最適化する「事業構成」の考え方・事業ポートフォリオの構成が優れた大手企業のスライド事例5選・効率的な資料作成を実現する「事業ポートフォリオスライドの探し方」・事業ポートフォリオの作成と事例に関するよくある質問
事業ポートフォリオの定義:経営資源を最適化する「事業構成」の考え方
事業ポートフォリオとは、企業が運営しているすべての事業を可視化したものです。
事業ポートフォリオを作成することで、それぞれの事業の収益性や成長性、安全性を一目で把握することができるため、今後どの事業に注力するか・撤退するかなどの判断が行いやすくなります。
最適化された事業ポートフォリオは、経営資源の配分や事業の展開の予測を立てるためのツールとして使うことが出来ます。
事業ポートフォリオの構成が優れた大手企業のスライド事例5選
ここからは事業ポートフォリオのスライドを5社分、紹介いたします。
よく使われているマトリクス図の軸の設定や、グラフの使い方など、それぞれのスライドの特長を参考にしてみてください。
1. 大日本印刷株式会社


スライドタイトル
「事業戦略:中長期の事業ポートフォリオ」
「事業ポートフォリオと各セグメントの位置づけ」
事業ポートフォリオスライドのポイント
1枚目のスライドでは「市場成長性・魅力度」と「事業収益性」の軸でマトリクス図を作り、4つの領域を
・新規事業
・再構築事業
・成長牽引事業
・基盤事業
と設定することで、一目で事業の投資箇所がわかりやすい図となっています。
また2枚目のスライドでは1枚目のマトリクス図に対し、各事業の位置づけ・計画を示しています。
例えば基盤事業で得た収益を新規事業へ投資し、成長牽引事業へ成長させるといった戦略がこの図解から見て取れます。
2. カシオ計算機株式会社

スライドタイトル
「事業ポートフォリオの考え方」
事業ポートフォリオスライドのポイント
成長性・収益性を軸としたマトリクス図を使い、それぞれの事業の位置関係を把握できるように作成されています。
今後の拡大・改善の方向性を矢印で示すことで、空いている成長事業の枠にどの事業が入るかの計画が分かりやすく示されています。
3. 東急不動産ホールディングス

スライドタイトル
「事業ポートフォリオマネジメント」
事業ポートフォリオスライドのポイント
「定量評価」と「定性評価」の軸でマトリクス図を作成し、各事業の位置づけをシンプルに見せています。
また事業の種類を「資産活用型ビジネス」と「人財活用型ビジネス」で色分けすることで、定量評価には資産活用型ビジネスが多く、定性評価には人財活用型ビジネスが多いというのがひと目でわかるようになっています。
4. 株式会社タクマ

スライドタイトル
「事業ポートフォリオ Vision2030 2030年のありたい姿」
事業ポートフォリオスライドのポイント
2030年度までの事業拡大計画を棒グラフで表し、その右側に各事業の配分を表示させるという見せ方を取っています。
各事業の構成比や位置づけがシンプルに記載されており、利益やROEと同時に事業のビジョンを伝えることが出来ます。
5. 日清紡ホールディングス株式会社

スライドタイトル
「目指す事業ポートフォリオ」
事業ポートフォリオスライドのポイント
事業ポートフォリオの目指す姿までの遷移と計画を円グラフ形式で表現しています。
それぞれの事業の比率が見やすく、営業利益率やROICなどの目標値も並行で表記されている為、1つのスライドで必要な情報を伝えることが可能な作り方です。
効率的な資料作成を実現する「事業ポートフォリオスライドの探し方」
事業ポートフォリオについてのスライドページを作成しようと思ったとき、参考になるような資料がなかなか見つからず、困ったことはないでしょうか。
WEBで検索してもピンとくるものが見つからなかったり、他の企業のIRサイトを毎回見に行くことで手間と時間がかかってしまうなど、資料検索についての課題があるかと思います。
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この記事で紹介した事業ポートフォリオのスライドは、すべて下記の方法で検索することが可能です!
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事業ポートフォリオの作成と事例に関するよくある質問
Q: 事業ポートフォリオとは何ですか?作成する目的も教えてください。
A: 事業ポートフォリオとは、企業が運営している複数の事業を一覧化・可視化したものです。各事業の「収益性」「成長性」「安全性」を俯瞰することで、限られた経営資源(ヒト・モノ・カネ)をどの事業に重点配分し、どの事業から撤退すべきかを判断する「経営資源の最適化」を目的として作成されます。
Q: 事業ポートフォリオをスライドで図解する際、どのような軸(マトリクス)が使われますか?
A: 一般的には「市場の成長性・魅力度」を縦軸に、「事業の収益性・競争力」を横軸に取ったマトリクス図が多用されます。記事内の事例では、大日本印刷が「市場成長性」と「事業収益性」の軸を採用しているほか、東急不動産HDのように「定量評価」と「定性評価」という独自の軸で事業の位置づけを整理しているケースもあります。
Q: 優れた事業ポートフォリオのスライドに見られる共通点はありますか?
A: 以下の3点が共通する特徴として挙げられます。
- 投資優先順位の明確化: 新規事業、成長牽引事業、基盤事業、再構築事業など、各領域での戦略が一目でわかること。
- 将来の遷移(ビジョン)の提示: 現在の位置だけでなく、矢印などを用いて「今後どの方向へ成長させるか」という計画が示されていること。
- 財務指標との連動: 営業利益率、ROE、ROICなどの具体的な目標数値が併記され、説得力を持たせていること。
Q: 事業ポートフォリオを円グラフや棒グラフで表現するメリットは何ですか?
A: 円グラフや棒グラフを用いると、全社利益や売上における「各事業の構成比(ボリューム)」を直感的に伝えることができます。例えば日清紡HDは円グラフで事業比率の遷移を示し、タクマは棒グラフで2030年に向けた事業拡大のビジョンを表現しています。マトリクス図が「位置づけ」を示すのに対し、グラフは「規模感と成長スピード」を伝えるのに適しています。
Q: 参考になる他社の事業ポートフォリオ資料を効率的に探す方法はありますか?
A: 上場企業のIR資料(中期経営計画書や決算説明資料)を個別に確認するほか、記事内で紹介されている「LEAD SEARCH」のようなIR資料特化型のスライド検索サービスを活用する方法が効率的です。特定のキーワード(例:「事業ポートフォリオ」)で検索することで、AIが評価した質の高い図解事例を短時間で抽出することが可能です。

















