スライドに背景を追加する方法!画像や色を設定する

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パワーポイントのスライドに背景を追加する方法

パワーポイントはスライドの背景を一括で変更できることをご存知ですか?背景を変更すると、資料の印象は大きく変わります。今回は背景画像を追加する方法や、色を編集する方法を紹介します。

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パワーポイントで背景画像を編集する方法

まずは基本的なスライドの背景を設定したり編集したりする方法を解説します。

背景画像の設定方法

パワーポイント 背景 編集方法1

背景に画像を設定するには、「デザイン」タブを開き、「背景の書式設定」を選択します。

パワーポイント 背景 編集方法2

次に「塗りつぶし(図またはテクスチャ)」にチェックを入れ、「挿入する」をクリックすると、挿入する画像の選択ウィンドウが立ち上がります。

パワーポイント 背景 編集方法3

「ファイルから」を選択し、画像を保存している場所を開き、使いたい画像を選択した上で「挿入する」をクリックします。

パワーポイント 背景 編集方法4

これで、選択したスライドの背景に、画像が設定されます。

全スライドに背景画像を設定する方法

一枚のスライドだけではなく、全スライドに背景画像を反映する方法を紹介します。背景画像を設定した状態で、「デザイン」タブを→「背景の書式設定」を選択します。

パワーポイント 背景 編集方法5

その後、右の「背景の書式設定」ウィンドウの最下部にある「すべてに適用」をクリックします。全スライドの背景に、使いたい画像が背景として展開されます。

パワーポイント 背景 編集方法6

この「すべてに適用」にチェックをしておくと、作業中に新規でスライドを追加したときも、自動的に選択した背景が適用されるので効率的です。ただし、すべてのスライドに背景があると資料が見にくくなるため、表紙など必要なスライドに絞って背景を使うようにしてください。

次にご説明する「表示」タブの「スライドマスター」から画像を貼り付けることでも、背景の設定はできます。

パワーポイント 背景 編集方法7

ロゴなどを全スライドの同じ位置に固定する方法

パワーポイントで作成された資料に、企業ロゴ・シンボルマークなどオリジナルの背景画像が使用されているのを見たことのある方も多いと思います。ロゴなどの画像をすべてのスライドの同じ位置に挿入する方法を紹介します。

パワーポイント 背景 編集方法8

「表示」タブ→「スライドマスター」を選択し、スライドマスターを開きます。

パワーポイント 背景 編集方法9

すべてのスライドにオリジナルのロゴを表示させたい場合は、左側の一番上にあるサイズが大きい「スライドマスター」を選択します。

パワーポイント 背景 編集方法10

次に「挿入」タブから「画像」をクリックし、ロゴの画像を選びダブルクリックもしくは「挿入」をクリックします。

パワーポイント 背景 編集方法11

画像が挿入されたら、スライドマスター上で位置やサイズを調整します。調整作業が終わったあとは「スライドマスター」タブ→「マスター表示を閉じる」でスライドマスターを終了することで、変更が適用されます。

パワーポイント 背景 編集方法12

ロゴが定位置に表示された状態で、標準画面での編集作業を行うことができます。ロゴの位置などを変更したい場合は、再度スライドマスターを開いて、編集してください。

文字を見やすくする方法

パワーポイント 背景 編集方法13

背景で設定した画像の色が濃いと、本文の黒い文字が見えにくくなることがあります。(逆に、背景の色が薄いと、白い文字が見えにくくなります。)

このような場合は、背景の透明度を調節して文字を見やすくしましょう。

パワーポイント 背景 編集方法14


「デザイン」タブ→「背景の書式設定」を選択し、右側に書式設定ウィンドウを開きます。「透明度」を調整するスライダーを用いて、背景画像の透明度を上げると文字が読みやすくなりました。

画像の背景を透明にする方法は下記記事でも紹介しています。

【関連記事】
【実例付】パワポで画像の背景を透明にする方法!基礎から応用まで徹底解説


背景をテーマとして保存する方法

オリジナルの背景をテーマとして保存しておくことで、何度も再利用ができるようになります。

パワーポイント 背景 編集方法15

「デザイン」タブを開き、左上のテーマデザインが並ぶエリアにある一番下の矢印をクリックするとプルダウンメニューが表示されます。

パワーポイント 背景 編集方法16

プルダウンメニュー最下部にある「現在のテーマを保存」をクリックします。

パワーポイント 背景 編集方法17

保存ウィンドウが開くので、ファイル名に任意の名称を入力して保存をクリックします。その際、ファイルの種類が「Officeテーマ」となっているかを確認してください。
これでオリジナルの背景がテーマに保存されました。

パワーポイント 背景 編集方法18

再度このテーマを使う場合は、同じくテーマデザインの「ユーザー定義」という場所に保存されているので、そこから選択をしてください。
なお、作ったテーマが不要になった場合は、該当テーマを右クリックすると削除できます。

パワーポイントで背景の色を変更する方法

スライドの背景の色を変更する方法を紹介します。

パワーポイント 背景 編集方法19

「デザイン」タブを開き、「背景の書式設定」を選択し、右側に書式設定ウィンドウを開きます。「塗りつぶし(単色)」をチェックし、その下の「色」をクリックして、任意の色を選択してください。

次に、特定のテーマを使用している場合の背景色の変更方法を紹介します。

パワーポイント 背景 編集方法20

「デザイン」タブを開き、上部真ん中のバリエーションエリアにある下矢印」をクリックし、プルダウンメニューを呼び出します。プルダウンメニューから「背景のスタイル」を選び、変更したい色をクリックしてください。

見やすいパワーポイントの背景

背景色は原則白で既存テンプレートなどは使用しない

パワーポイントの背景は、さまざまなアレンジが可能ですが、表紙以外のスライドは原則として白色を使用することをおすすめします。

パワーポイントのデザインテンプレートはカラーバリエーションが豊富で、多くの色を使用してしまう場合もあります。しかし、背景を有彩色にすると、編集時に色の制約が生じ、時間と手間がかかってしまいます。

デザインテンプレートは一見華やかですが、デザインスキルがない人がむやみにテンプレートや有彩色の背景を使ったり、画像を背景に設定したりすると、読みづらい資料になってしまいます。どうしても背景を工夫したい場合は、表紙やキースライドなどピンポイントでの使用に留めてください。

背景色と文字色のコントラストを意識する

パワーポイントの背景色と文字色のコントラストに気を配ると、格段に読みやすい資料に仕上がります。

コントラストを出すために、背景色が明るくて淡い色の場合には、文字色を黒や濃いグレーなど暗い色にしましょう。逆に背景色が暗くて濃い色の場合は、文字色は白など明るい色を選んでください。背景色を白としていれば、文字色は黒で問題ありませんが、オブジェクト内に文字を配置する際などには、コントラストを保つ意識が必要です。

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