【プロのプレゼンノウハウ】プレゼンで緊張しない、緊張を武器にして成功を導く5つの方策

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プレゼンテーションで緊張してしまうのはなぜ?失敗しないための対策を解説

実はプレゼンのプロには緊張を上手く利用して成功を導いている人も多いのをご存知ですか?本記事では緊張する3つの原因と対策、緊張を武器にして成功を掴むための5つの方策を紹介します。大切なプレゼンテーションを控えている方や緊張して本領を発揮できなかった経験のある方はぜひご一読ください。

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プレゼン時に緊張する3つの原因

プレゼンテーション時に緊張して、声が震えてしまう、早口になってしまう、汗をかいてしまう、頭が真っ白になる、といった経験がある方も多いのではないでしょうか。
プレゼンテーションで緊張するのは自然なことであり、どんなに熟練のプレゼンターであっても、ある程度の緊張はするものです。ただ大切なことは、緊張をうまくコントロールして、本番で自分のベストを尽くせるようにすることです。

そこで、まずプレゼンテーション時に緊張してしまう3つの原因について解説します。

十分な準備をしていない

プレゼンテーション時に緊張してしまう1つめの原因は、プレゼンテーションの準備が間に合っておらず、リハーサルを十分におこなえていないことにあります。
資料や話す内容を事前に準備することはもちろんですが、口頭発表の準備も十分に行う必要があります。声を出したり機材を実際に操作したりして、本番さながらのリハーサルを重ねることで、自信がつき本番の緊張をおさえることができます。

また、セミナーや学会発表などでは、プレゼンテーションの持ち時間が厳密に定められている場合も多いものです。そのため、事前リハーサルをしておくことでプレゼンテーションを制限時間内におさめられるように調整しておくことが重要です。

失敗を過剰に恐れている

プレゼンテーション時に緊張してしまう2つめの原因は、人前で失敗することや恥をかくことへの恐怖心です。失敗や恥を恐れるのは、聞き手よりも自分自身のことに意識が向いているためです。
本来、プレゼンテーションは聞き手のことを第一に考えて行うものです。、自分の失敗にばかり意識が向いてしまっている状態では、聞き手の印象に残るプレゼンテーションをすることは難しいでしょう。

とはいえ、失敗や恥をかくことへの恐れをすぐに手放すことは難しいかもしれません。事前練習を繰り返すことで、少しずつ聞き手目線のプレゼンテーションができるよう目指しましょう。

慣れない雰囲気に飲まれてしまう

プレゼンテーションで緊張してしまう3つめの原因は、慣れていない状況に圧倒されてしまうことです。たとえば、大きな会場の壇上で大人数から一斉に視線を注がれている状況や、初対面の取引先の前で営業をするという状況に不安を感じてしまうのです。

慣れない状況への緊張をほぐすためには、事前に会場の下見をしてイメージトレーニングをしたり、聞き手がどのような人なのかを事前に調べることで、プレゼンテーションをする環境に自分の身体を慣らしておくことが重要です。

適度な緊張は必要

冒頭でもお伝えしましたが、緊張感を持つことは必ずしも悪いことではありません。どんなに熟練のプレゼンターであっても、ある程度の緊張はするものです。ただ大切なことは、緊張感をうまくコントロールすることです。

私たちが緊張している時、体内ではアドレナリンという化学物質が放出されています。アドレナリンは適度な量であれば、集中力や判断力を高めるといったプラスの効果があるといわれています。つまり、プレゼンテーション中に適度な緊張感を保つことができれば、緊張感が武器になります。

では仮に、まったく緊張感がなくリラックスした状態でプレゼンテーションをしたとしたら、どうなるでしょうか?
リラックスした状態では、プレゼンターも聞き手も集中力が散漫になることが予想されます。中には睡魔に襲われる人もいるかもしれません。そうなってしまっては、「自分の主張や提案によって聞き手の行動を促す」というプレゼンテーションの目的を果たすことができませんよね。

適度な緊張感を保つことにより、聞き手の集中力を保ち心を揺さぶるプレゼンテーションをしましょう。

緊張しない、緊張を武器に変える5つの方策

ここでは、プレゼンテーション時に緊張感をうまくコントロールするためにできる5つの対策を紹介します。

完璧を求めすぎない

1つめの対策は、完璧を求めすぎないことです。完璧なプレゼンテーションをしようとするあまり、失敗を恐れて過度に緊張してしまうということは、よくある事例です。
たとえば、完璧なプレゼンテーションをしようと、原稿を丸暗記しようとする人もいるかと思います。しかし、原稿を丸暗記する方法では、本番で緊張のあまり話の内容が飛んでしまったときなどに立て直せなくなってしまうおそれもあります。

プレゼンテーションで常に完璧を求める必要はありません。本番中に予期せぬトラブルに見舞われることもあります。あくまで伝えたい要点をきっちり伝えられれば十分であり、多少の失敗や予期せぬことにも柔軟に対応しようという心構えで、自分のベストを尽くしてみてください。

自信がつくまで練習する

2つめの対策は、自信がつくまで練習を重ねることです。事前練習を念入りにすればするほど自信がつき、本番でも緊張感をうまくコントロールできるようになります。
プレゼンテーションの練習は、時間の許す限り継続しましょう。最終的には原稿を見ずに、本番さながらに視線やジェスチャーなども交えながら行えるようになることが重要です。

可能であれば、同僚などにリハーサルを見てもらうことをおすすめします。客観的な意見をもらうことによって、聞き手目線での改善点が見つかるかもしれませんし、人前で話すことに対する耐性もついてきます。その結果、本番で緊張感をうまくコントロールできる可能性が高まります。

立場が上の相手でもあくまで一人の人間であると意識する

3つめの対策は、聞き手の立場が自分よりも上であったとしても、必要以上に萎縮しないという心構えを持つことです。

聞き手の立場が自分よりも上であったり知識が豊富であったりすると、厳しい視線を向けられている気がしてどうしても萎縮してしまいがちです。しかし、どのような立場の人であっても、自分と同じ一人の人間であることには変わりありません。プレゼンテーションの際もこのことを心に留めておき、力み過ぎることを避けましょう。

聞き手の反応を気にしすぎない

4つめの対策は、聞き手の反応を気にしすぎないことです。聞き手の表情がムスッとしていて、焦ってしまったという人もいるかもしれません。

人は真剣に話を聞いていると無表情になりがちなので、聞き手が無表情であったとしても過剰に怯える必要はありません。聞き手の反応を見ながらニーズに合わせたプレゼンテーションをすることは大切ですが、聞き手の反応を気にしすぎて怯えることなく、自信を持って自分のプレゼンテーションに集中しましょう。

ただし、聞き手が眠そうにしている場合は注意が必要です。内容にかかわらず、室温などの環境のせいでどうしても眠くなってしまうことは人間誰しもあります。特に、昼食後の時間帯にプレゼンテーションをする場合には、眠気で聞き手の集中力が落ちる可能性があります。
このような場合は、ディスカッションの時間を設けたり、プレゼンテーションの途中で聞き手の意見を聞いてみたりすることで、聞き手が眠くならないように工夫するとよいでしょう。

⑤資料・原稿をしっかり作り込む

5つめの対策は、資料や原稿をしっかり作り込むことです。資料や原稿を見れば話す内容がすらすらと言えるまで作り込んでおくことをおすすめします。

万が一緊張で話の内容が飛んでしまったときでも内容を思い出しやすくなりますし、資料の内容が充実していれば、多少話が拙くても内容が伝わりやすくなります。

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