【項目例付】プレゼンの自己紹介で信頼を得る方法

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プレゼンテーションでの自己紹介は重要?聞き手から信頼を得るための方法を紹介

プレゼンテーションの冒頭に自己紹介を加えるかどうか、迷う人も多いのではないでしょうか。今回は、自己紹介の目的や意識すべきポイントを解説します。プレゼンテーションを控えている人はぜひご一読ください。

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プレゼンテーションでの自己紹介の目的

聞き手から信頼を得る

プレゼンテーションでの自己紹介の目的は、一般的な自己紹介の目的である名前や人となりを覚えてもらうこととは少し異なります。プレゼンテーションでの自己紹介の目的は、プレゼンターにふさわしい人物と認識され、聞き手から信頼を得ることです。

聞き手から信頼を得るために、自分の実績やこれまでの経歴をアピールし、「この人の話なら聞きたい!」と思わせるような自己紹介をすることが重要です。この点を意識しないで長々と自己紹介をしてしまうと、聞き手の貴重な時間を無駄にしてしまうことになります。

信頼の獲得につながらないのなら最小限にする

信頼の獲得や、本題に繋がらない自己紹介であれば、所属先と氏名を伝える程度にして、早く本題に入る方が良いです。本題に関係のない趣味などの個人的な話に時間を使わないようにしましょう。

先ほどもお伝えしたように、プレゼンテーションの時間はそう多くは与えられません。本題に関係のない自己紹介は省き、貴重な時間は1分1秒でも多く、本題に使うことをおすすめします。

誰が言うかが重要視されることもある

情報過多社会とも言われる現代。インターネットを使えばたくさんの情報を手に入れられるようになってきたために、プレゼンテーションに関しても、情報の「内容」で差別化を図ることが難しくなってきています。

内容での差別化が難しくなってきた一方、その情報を「誰」が伝えるか、「誰」から買うか、という観点が重視されるようになってきています。プレゼンテーションに関しても、プレゼンテーションの内容はもちろんのこと、その内容を「誰」が伝えるか、という観点を意識することが必要不可欠です。だからこそ、自己紹介では聞き手にとって、信頼に値する人物だと思わせることが重要です。

また、仮に同じ内容を伝えるとしても、話し手の肩書きや経歴によっても、聞き手の信頼度合いも変わってきます。1年目の新人の言うことよりも、経歴30年で著書も出版している人の言うことの方が信頼したくなるものです。

したがってプレゼンテーションの自己紹介で重要なのは、自己紹介で聞き手からの信頼や共感を得ることで、「誰」という付加価値を生み出すことにあるといえます。

プレゼンテーションの自己紹介で話す内容・項目例

ここまでで、プレゼンテーションにおいて自己紹介がいかに重要な意味を持つのかについてご理解いただけたと思います。それでは、プレゼンテーションの自己紹介は一体どのような内容にしたらよいのでしょうか?
先ほどご説明したように、趣味などの本題につながらない個人的な自己紹介をされても、聞き手は興味を持ちません。それよりも、自分がどんな経歴や実績があってプレゼンテーションに臨んでいるかを伝えることが大切です。

そのためには、プレゼンテーションをするに至るまでにどのようなストーリーがあったかという、あなたの人間味溢れる「実体験」を話すことで、聞き手の心を掴むのがよいでしょう。

たとえば、

 ・これまでの経歴
 ・商材が生まれたきっかけ
 ・商材を生み出すまでの苦労
 ・将来の展望や夢

こういったエピソードを盛り込むことで、聞き手の共感を得やすくなります。以下に一例を挙げますので、ぜひ参考にしてみてください。

「私の生まれ故郷は◯◯地方で、◯◯年前に大きな災害を経験しました。幸いにも命は助かったのですが、災害によって生まれ故郷は壊滅的な被害を受け、何人かの知人を失いました。そのときの経験から、私は防災用品の会社を立ち上げ、弊社オリジナルの防災リュックを開発することにしたのです。」

自己紹介を行うタイミング

自己紹介を行うタイミングは聞き手との関係性や時と場合によって変わってきます。ここでは、一例を解説します。

冒頭で長い自己紹介は避ける

プレゼンテーションの冒頭でいきなり長々と自己紹介をすることは避けましょう。聞き手にとって最も聞きたいことは自己紹介ではなく、プレゼンテーションの内容です。したがって、プレゼンテーションに関する情報が何も伝えられていない状態でいきなり長い自己紹介をされても、聞き手の興味をひくことは難しいです。

内容に興味を示してもらった後に自己紹介する

聞き手の興味をひくためには、冒頭でまず、プレゼンテーションの概要や大まかな流れを伝えましょう。冒頭で概要や全体像を伝えることで、テーマやメリットが伝わり、聞き手が興味を持ってくれる可能性が高まります。

冒頭でプレゼンテーションの目的や流れを一通り説明し、聞き手が内容に興味を示したタイミングで
「申し遅れましたが、本日のプレゼンを担当いたします、〇〇社の✕✕と申します。」

という自己紹介を挟みます。聞き手がプレゼンテーションのテーマに興味をもったタイミングで、先ほど説明したテーマに関連する自己紹介をすることで、スムーズに話が展開できます。

自己紹介用のスライドは必要?

本題につながる自己紹介をするなら用意する

プレゼンテーションにおける自己紹介の役割を説明してきましたが、自己紹介用のスライドは準備しておく必要はあるのでしょうか?用意するか否かは、自己紹介の内容によって変わります。
所属先や氏名のみなど、本題に直接関係がない自己紹介であれば、自己紹介用のスライドを用意する必要はありません。

一方、自己紹介で本題につながるストーリーを語るのであれば、自己紹介用のスライドを用意することをおすすめします。聞き手が後々見返したり、社内共有を行ったりすることもあります。したがって、本題に繋がる自己紹介であれば、関連情報として、漏れなく盛り込んでおくことをおすすめします。

緊張したとき役に立つ

自己紹介用のスライドを用意すると良いもう一つの理由は、緊張して頭が真っ白になってしまった場合に備えるためです。
自己紹介はプレゼンテーション の「つかみ」にあたる部分でもあり、できるだけスムーズに進めたいところですが、大事なプレゼンテーションであればあるほど緊張するものですね。

万が一、自己紹介で緊張して話を忘れてしまっても、スライドがあればこれを見ながら自己紹介を進めることができるので、何も話せなくなるという最悪の事態は避けることができます。冒頭部分をうまく話すことができれば緊張感も和らぎ、その後の話がスムーズに進められます。本題に繋がる自己紹介の場合はスライドも用意しておくと良いでしょう。

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