パワポ資料の配色はこれで決まり!カラーコードの組み合わせや便利なサイトも紹介
PowerPointで資料を作る際、配色に悩んだ経験はありませんか?実は、効果的な配色にはかんたんなコツがあります。
色の基礎知識を押さえ、いくつかのルールを意識するだけで、プロ並みの見栄えの良いスライドが作れます。
本記事では、色の選び方や組み合わせのコツ、便利なツールの使い方まで、すぐに実践できる情報をわかりやすく解説するのでぜひ参考にしてみてください。
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目次
・パワーポイント資料の配色を整える3つの基礎知識・そのまま使える!パワーポイントのおすすめ配色パターン4選【カラーコードあり】・プロ級のスライドを作る!配色選びの5つの重要ポイント・パワポの配色を決める際に参考になるサイト・スライドマスターを活用してパワポの配色設定を効率化する・よくある質問・まとめ:配色ルールを活用して伝わるパワーポイント資料を作ろう
パワーポイント資料の配色を整える3つの基礎知識
1.使用する色は「メイン・アクセント・テキスト」の3色が目安

パワーポイントの配色における基本ルールは、「メインカラー」「アクセントカラー」「テキストの色」の3色に絞り込むことです。
スライド内で使用する色の数が多すぎると、視覚的なノイズとなり読み手を疲れさせるだけでなく、情報の重要度が伝わりにくくなる原因となります。
情報の優先順位を直感的に伝えるためにも、使用する色は原則として3色程度に抑えるのが鉄則です。
具体的な設定として、資料の背景色は「白」、テキストの色は「黒または濃いグレー」を推奨します。
背景を白にすることで、メインカラーやテキストとのコントラスト比を確保しやすくなり、モノクロ印刷時でも図形や文字が潰れず鮮明に出力できるメリットがあります。
その上で、資料全体のテーマとなる「メインカラー」と、特に注目させたい箇所に限定した「アクセントカラー」を選定します。
表現の幅を広げるために色数を増やしたい場合は、新しい色を追加するのではなく、選定した基本色の「明度」や「彩度」を調整した同系色(トーン)を使用することで、統一感を損なわずにデザインのバリエーションを持たせることができます。
2.バランスを保つ「70:25:5」の黄金比率を保つ
資料内での配色は、一定のルールに基づき運用することで、単なる装飾ではなく「意味を持つ情報」としての役割を果たします。
逆に、無秩序な配色は読み手に対し混乱を招く原因となります。
そこで、デザインの黄金比と呼ばれる「70:25:5の法則」を押さえておきましょう。
全体の70%を背景色(ベースカラー)、25%を資料のテーマとなるメインカラー、残り5%を最重要箇所のアクセントカラーという比率で配分することで、理想的な視覚情報の階層となります。
スライド作成時は、メインカラーとアクセントカラーの比率が逆転したり、拮抗してしまったりしないよう、常にこの「役割と比率」を意識して調整することが重要です。
実際にバーチャルプランナーでも、この配色割合をデザインルールとして設定し、スライドを制作しています。
3.デザインに必須な「色の3原則(3属性)(色相・明度・彩度)」の理解
色を選ぶ前に、まずは色の基礎知識である、色相、彩度、明度の色の三属性を理解しておきましょう。

①色相
色相とは、赤・黄・青のように色を特徴づける色味の違いのことを指します。
色相を円状に配置し色を体系化した色相環というモデルがありますが、似ている色や寒色、暖色といった大まかな色のグループ分けを把握するのに役立ちます。
②明度
明度とは色の明るさの度合いを指します。
光の反射率が高いほど明度が高く、光の反射率が低いほど明度が低く、黒に近づきます。
③彩度
彩度とは色の鮮やかさを表す度合いのことを指します。
同じ色相の色でも、彩度が高い色は色味が強く鮮やかに、彩度が低いほど色味の弱いくすんだ色になります。わずかでも彩度がある色は有彩色、白、グレー、黒などは無彩色と呼びます。
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配色についてのルールは分かったけど、実際に資料に当てはまるのは難しい、既存のデザインとマッチしない……などの課題が見えてきたら、一度資料作成のプロにご相談ください。
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そのまま使える!パワーポイントのおすすめ配色パターン4選【カラーコードあり】
ここでは、パワーポイントのプレゼンテーションに活用できる5つの配色パターンを紹介します。
- 青系のモノトーン
- 明るいオレンジと黄色のコントラスト
- ピンクと紺のコントラスト
- 鮮やかな青と黄色のコントラスト
それぞれの特徴や使い方、具体的なカラーコードを交えて詳しく見ていきましょう。
青系のモノトーン


色の組み合わせ▼
- 1A43AA
- 15A2E9
- E0E6E4
青系の色調を中心に統一感のある配色のデザインです。
濃淡の異なる青を使い分けることで、視覚的な階層構造を作り出せます。濃い青は背景や大きな要素に置いた場合、明るい青が映えるためアクセントカラーとして使用すると良いでしょう。
この配色は、プロフェッショナルで信頼感のある印象を与え、ビジネスプレゼンテーションに適しています。
明るいオレンジと黄色のコントラスト


色の組み合わせ▼
- F47F29
- FFDC5C
- E0E4E7
オレンジを主軸に、黄色とグレーを効果的に組み合わせた配色です。グレーは中立的な要素として、全体のバランスを取ります。重要な情報やポイントに黄色を使用すれば、視線を誘導する効果が期待できるでしょう。
この配色は、落ち着いた印象と視覚的なメリハリを両立させ、内容を効果的に伝えるのに役立ちます。
ブルーグリーンとオレンジのコントラスト


色の組み合わせ▼
- 33BEC5
- F17C1D
- E7F9F9
このデザインは青みかかったグリーンと対比されるオレンジが特徴的なスライドで、ビジネステンプレートとして活用できるでしょう。
背景に薄いグリーンを使用することで、全体的に爽やかさと信頼性のある印象を与えられます。重要なポイントにオレンジを使えば、強調や視線を引き付ける効果があります。
このデザインは、親しみやすさと専門性を両立させ、幅広い業種やシーンで使用できるバランスの取れたデザインと言えます。
鮮やかな青と黄色のコントラスト


色の組み合わせ▼
- 0B3E8D
- E9D144
- 113160
この配色は、明るい青と鮮やかな黄色を主要色として使用しています。両色のコントラストが強く、視覚的なインパクトを生み出せるでしょう。重要なポイントに黄色を使用すれば、強調や注目を集める効果が期待できます。
また、青をベースにすることでプロフェッショナルな印象を保ちつつ、黄色でモダンさを演出できます。この配色は、若々しくダイナミックな印象を与えつつ、ビジネスの場にも適した洗練されたデザインを実現できるでしょう。
プロ級のスライドを作る!配色選びの5つの重要ポイント
ここでは、色の選び方について意識すべきポイントを5つ紹介します。
- ①原色は使用しない
- ②背景色と文字色のコントラストを意識する
- ③色の持つ意味を理解する
- ④メインカラーにはコーポレートカラーを使用する
- ⑤アクセントカラーにはメインカラーの補色を使用する
①原色は使用しない
原色や彩度の高い標準色の使用は控えましょう。赤、緑、青などの原色は存在感が強く、色に意識が向いてしまう上、長時間見ていると目がチカチカして疲れてしまいます。
読み手にポイントが伝わらず、肝心の内容への意識をそらしてしまうため、原色の使用は控えましょう。
原色を使用したい場合は彩度を落として使用します。
②背景色と文字色のコントラストを意識する

文字の「読みやすさ(可読性)」を確保するためには、背景色と文字色の間に十分な明度差(コントラスト)を持たせることが不可欠です。
原則として、背景が暗い色(濃い色)なら明るい文字色を、逆に背景が明るい色(薄い色)なら暗い文字色を組み合わせることで、視認性が向上します。
基本の「白背景に黒文字」であれば問題ありませんが、特に注意が必要なのが「図形(オブジェクト)内に文字を入れる場合」です。
たとえば、濃い色の図形の上に黒い文字を配置してしまうと、コントラストが不足し、文字が背景に埋もれて判読できなくなる恐れがあります。
図形の色に応じて文字色を白抜きにするなど、箇所ごとのコントラスト調整も忘れずに行いましょう。
③色の持つ意味を理解する
我々は普段の生活やこれまでの経験から、色に以下のようなイメージを自然に持っています。この色の意味を理解することで、企業のビジョン・取り組みなど利用シーンに適したデザインを提案できます。

逆に、イメージとそぐわない文脈の色を使うと、読み手の理解を損ねてしまう可能性があります。
色の持つイメージや意味を考えた上で、デザインに反映させることを心がけましょう。また彩度や明度によってイメージが変わることもあるため注意が必要です。
④メインカラーにはコーポレートカラーを使用する
ビジネスシーンにおけるメインカラーの選定は、自社または相手企業の「コーポレートカラー」を活用するのが定石です。
資料の目的に応じて使い分けることが重要で、例えば「提案書」を作成する場合は、あえて読み手(クライアント)のコーポレートカラーを採用する手法が効果的なこともあります。
一方で、「会社案内」や汎用的な「営業資料」の場合、自社のコーポレートカラーやプロダクトカラーを全面的に使用し、自社のブランドイメージを強く印象づける戦略が有効です。
⑤アクセントカラーにはメインカラーの補色を使用する

「補色(反対色)」とは、色相環において正反対に位置する色の組み合わせ(例:赤と緑、青とオレンジなど)を指します。
補色同士は互いの色を最も鮮やかに引き立て合う性質があり、配色の中で最も強いコントラストと強調効果を生み出すことができます。
ただし、彩度の高い補色同士を隣接させると、境界線がちらついて見える「ハレーション」という現象を起こし、かえって文字が読みづらくなる場合があります。
そのため資料作成においては、背景と文字の組み合わせとして使うのではなく、ここぞというポイントを目立たせるための「アクセントカラー」として、限定的に活用するのが効果的です。
パワポの配色を決める際に参考になるサイト
パワーポイントの配色を決める際に役立つ4つの参考サイトを紹介します。
- colors
- Flat UI Colors 2
- Color hunt
- Grabient
ここで紹介するサイトを活用すれば、魅力的で違和感のない配色をかんたんに見つけられるでしょう。
coolors

Coolorsは、簡単に調和の取れた配色を作成できるWebツールです。主な機能や特徴は以下のとおりです。
- スペースキーを押すだけで、5色の調和の取れた配色を自動生成する
- 色のカラーコードが表示され、簡単にコピーできる
- アカウント登録すれば、作成した配色パレットを保存できる
Coolorsは、デザイナーだけでなく色選びに悩む人にとって使いやすく、効率的に配色を考えられるツールです。専門的な色彩知識がなくても、バランスの良い配色をかんたんに作成できる点が、Coolorsの魅力と言えるでしょう。
Flat UI colors 2
Flat UI Colors 2は、デザイナーや開発者向けの色彩リソースサイトです。主な特徴と使い方は、以下のとおりです。
- 世界13カ国のデザイナーが厳選した280色のカラーパレットを提供
- フラットデザインに適した、シンプルで鮮やかな色彩が特徴
- 各色のカラーコードを、かんたんにコピー&ペースト可能
Flat UI Colors 2は、専門的な色彩知識がなくても、バランスの良い配色を簡単に作成できる点が大きな特徴です。パワポ資料作成はもちろん、Webデザインやアプリデザインなど、幅広いプロジェクトで活用できる便利なツールと言えるでしょう。
Color hunt

Color Huntは、デザイナーやアーティストのためのカラーパレットコレクションサイトです。主な特徴と使い方は以下のとおりです。
- 自作したカラーパレットを投稿でき、コミュニティで共有できる
- お気に入りのパレットを「いいね」し、個人コレクションとして保存できる
- ブラウザ上でColor HuntにアクセスできるGoogle拡張機能がある
Color Huntは、デザイナーやアーティストだけでなく、色選びに悩む一般ユーザーにも広く利用されています。Webデザインやグラフィックデザイン・プレゼンテーション資料の作成など、さまざまな場面で活用されているツールと言えるでしょう。
Grabient

Grabientは、ウェブデザイナーやデベロッパー向けのグラデーション生成ツールです。主な特徴と使い方は以下のとおりです。
- 直感的なインターフェースで、美しいグラデーションをかんたんに作成できる
- グラデーションの開始色と終了色を自由に選択できる
- 視覚的に確認しながらグラデーションの角度を調整できる
- 作成したグラデーションのCSSコードを自動生成し、コピーして使用できる
Grabientは、ウェブサイトやアプリのデザインに使用する美しいグラデーションを素早く作成できるツールです。専門的な知識がなくても、魅力的なグラデーションを簡単に生成し、プロジェクトに活用できる点が大きな特徴と言えるでしょう。
スライドマスターを活用してパワポの配色設定を効率化する
PowerPointで色を設定するための便利な機能として「スライドマスター」が挙げられます。スライドマスターでテーマ全体の色を決定することで、色の設定にかかる手間を省けるでしょう。

①PowerPoint上で、リボン「表示」タブを開きます。
②「スライド マスター」をクリックします。

③「背景」の配色をクリック→
④プルダウンの「色のカスタマイズ」をクリックします。

下記のように設定しましょう。
- テキスト/背景の濃色→文字色
- テキスト/背景の淡色→背景色
- アクセント1→メインカラー
- アクセント2→アクセントカラー
設定後、リボン「スライド マスター」タブ→「マスター表示を閉じる」で適用されます。
正確に色を取得する方法
コーポレートカラーをメインカラーに使用する際は、厳密に色をあわせる必要があります。RGBが指定されている際にはこれを入力して、厳密に色をあわせましょう。CMYKで指定されている場合には、変換ツールを用いて、RGBに直した上で設定します。
ここではRGBの取得方法を紹介します。
①スポイト機能を使用する方法
スポイト機能を使うと、PowerPoint上で画像から簡単に色を取得できます。まずは、取得したい色がある箇所をキャプチャし、スライドに貼り付けましょう。

①「ホームタブ」を開きます。
②「図形の塗りつぶし」をクリック
③プルダウンメニューから、「スポイト」を選択します。

④その状態でカーソルを該当の箇所に合わせて少し待つとRGB情報が表示されるので、RGB情報のメモを取ります。

⑤「図形の塗りつぶし」を選択します。
⑥「塗りつぶしの色」→「ユーザー設定」でカラーパレットを開きます。

抽出した通りのRGB数値を入力すれば完了です。
②ブラウザのアドオンを使用する方法
ブラウザのアドオンを使用すると、Webサイト上から簡単に色を取得できます。以下ではColorPick EyedropperとColorZillaの2つのツールを紹介します。

ColorPick EyedropperはGoogle Chromeで使えるアドオンです。Chromeウェブストア経由でColorPick EyedropperをChromeに追加すると、ColorPick Eyedroppeのアイコンがブラウザ上に表示されるのでクリックします。取得したい色のところにカーソルを移動すると、選択箇所のRGBコードが表示されます。
ColorPick Eyedroppe-Chromeウェブストア
一方、ColorZillaはGoogle ChromeとFirefoxで使えるツールです。

ブラウザにインストール後、スポイトのアイコンをクリックし、Web上の取得したい色にカーソルを合わせてクリックすると、RGBなど色の情報が表示されます。
PowerPointやペイントで色を設定する際の詳しい操作方法については「【手軽に業務効率UP!】パワポの配色テクニック3選」の記事も参考にしてみてください。
よくある質問
Q: 資料で使用する色の数や比率に、おすすめの基準はありますか?
A: 「メイン・アクセント・テキスト」の3色に絞り、「70:25:5」の比率で配分するのが黄金比です。 全体の70%を背景色(白を推奨)、25%をテーマとなるメインカラー、残り5%を最重要箇所のアクセントカラーに割り当てます。この比率を守ることで、情報の優先順位が直感的に伝わる、理想的な視覚的階層が生まれます。色を増やしたい場合は、新しい色を追加するのではなく、基本色の「明度」や「彩度」を調整した同系色を使うのがコツです。
Q: ビジネス資料で「原色」の使用を控えるべきなのはなぜですか?
A: 彩度が高すぎる色は視覚的な刺激が強すぎて、読み手の集中力を削いでしまうからです。 赤や青などの原色は目がチカチカして疲れやすく、内容よりも色そのものに意識が向いてしまいます。プロフェッショナルな印象を与えるには、彩度を少し落とした落ち着いた色味を選ぶことが重要です。また、背景色と文字色のコントラスト(明度差)を十分に確保し、図形の上に文字を置く際も背景に埋もれないよう配慮してください。
Q: 説得力を高めるための「メインカラー」と「アクセントカラー」の選び方を教えてください。
A: メインには「コーポレートカラー」を、アクセントにはその「補色」を選ぶのが効果的です。 自社のロゴカラーなどをメインに据えることでブランドイメージを統一し、その反対色(補色)をアクセントに使うことで、強調したい部分を最も際立たせることができます。また、色が持つ心理的イメージ(青=信頼、赤=情熱など)を理解し、提案内容の性質に合わせてトーンを調整することで、読み手の感情に訴えかける資料になります。
まとめ:配色ルールを活用して伝わるパワーポイント資料を作ろう
パワーポイントの配色設定は、一見難しく感じるかもしれませんが、基本的なルールを押さえれば誰でも上手にできます。
配色を設定する際に抑えるべきポイントは以下の3つです。
- 配色の基本は3色で70:25:5の比率で使用する
- 背景色と文字色のコントラストを意識する
- 原色の使用は控えめにする
また、企業のプレゼンテーションでは、コーポレートカラーをメインに使用するのが効果的です。アクセントカラーには補色を選ぶと、メリハリのある魅力的なデザインに整うでしょう。
色選びに迷ったときは、魅力的な配色を提案してくれるWebツールを活用してみてください。
魅力的な配色で仕上げたプレゼンテーションは、説得力と印象度がアップし、ビジネスチャンスの拡大につながるはずです。
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