制作事例|資料作成代行「バーチャルプランナー」のサービス紹介資料
資料のリニューアルについて、実例を使って構成やデザインのポイントを解説いたします。
今回はストリームラインが提供する資料作成代行サービス「Virtual Planner(バーチャルプランナー)」の紹介資料を刷新いたしました。
はじめに
この度ストリームラインでは、お客様の資料作成を支援するサービス「バーチャルプランナー」について、紹介資料のリニューアルを実施しました。
制作事例の一つとして、サービス資料リニューアルのポイントをプロの視点から解説していきます。
バーチャルプランナーとは
Virtual Planner(バーチャルプランナー)は株式会社ストリームラインが提供する資料作成の代行サービスです。
営業資料や提案書、会社案内・採用説明会資料など、さまざまなビジネスシーンで活用する資料の作成業務を支援しており、累計1,000社以上の企業様にご利用いただいております。
3,000部以上の豊富な経験に基づいたビジネス理解力・企画構成力と、高品質なパワーポイントデザインで、ビジネス資料の最適解を提案しています。
今回の記事ではバーチャルプランナーのサービス紹介資料について、旧資料の課題をどのように解決したのか、構成面とデザイン面の両方から解説いたします。
リニューアルの概要
今回のサービス紹介資料リニューアルに至った背景には、「資料自体をトレンドを踏まえたデザインにアップデートしたい」「お客様に対し弊社のサービスの強みをより分かりやすくお伝えしたい」などの声が社内から挙がったことがあります。
そこで構成面・デザイン面の両方から課題を洗い出し、お客様に的確な情報を分かりやすくお伝えすることに重点を置いて、サービス資料の刷新に取り組みました。
課題
社内アンケートから、これまでの資料には下記のような課題があることが分かりました。
- 文字量が多い・小さいため、読み込む必要がある
- ストリームラインの強みをアピールしきれていない
- 料金プランの構造・イメージが伝わりづらい
- 制作の流れを分かりやすくしたい
- デザイン性・クオリティをアップデートする必要がある
- 固く事務的な印象を与えている
- メリハリがなく地味に見えてしまう
- 写真が少ない
Before
これらを「① 伝わりにくさ」「② 内容・訴求力の不足」「③ デザイン」の3つのテーマに分類した上で、それぞれの改善ポイントをご紹介いたします。
① 伝わりにくさの改善
サービス紹介資料は、自社の提供する商品やプランを分かりやすくお客様に伝える役割を持った資料です。
しかし、これまでの資料の見せ方では「お客様に料金プランの説明が伝わりづらい」という課題がありました。
そこで、料金プランのページを下記のように刷新いたしました。
Before
After
- 「企画構成+デザイン」・「デザインのみ」の2通りのプランが選べることが直感的に分かるように、料金プランを再設定
- それぞれのプランで発生する費用を明確に提示
- 別ページに記載していた前提条件の中で、費用に関わる内容を同じページ内に移動
②内容・訴求力不足部分の解消
ストリームラインの事業について解説する最初のページでも、サービスの概要・特長について十分に伝えきれていなかった為、内容の見直しと訴求力の向上を意識しました。
Before
After
- 「バーチャルプランナー」とIR資料に特化した「LEAD」の2つのサービス内容と違いが一目で伝わるような枠組みに変更
- 対応可能なカテゴリを各サービス毎に掲載することで、実績の裏付けとニーズへの対応力を訴求
③デザインの全体的なブラッシュアップ
資料を作成してから数年が経過していた為、全体的なクオリティ向上はもちろん、当社の「サービス資料作成」の代表事例として、より魅力的な資料を作成する必要がありました。
そこで単に「新しい」だけなく、柔軟さやトレンドを感じていただけるよう、洗練された資料デザインにリニューアルいたしました。
表紙・テンプレート
Before
After
- 新デザインでは、バーチャルプランナーのロゴを変更。文字組みや配色を明るく調整し、明瞭でシンプルベーシックなデザインに
- 背景にはデザイントレンドである多色グラデーションを使用
- 内容を読み込むときに邪魔にならないようなバランス、メリハリのあるデザインルールを設定
- 表紙には先進感・バーチャル感を想起させるイラストを使用し、トーンを背景と調和させることで「暖かさ」や「親身に寄り添った課題解決」を表現
スライドタイトル・本編
- スライドタイトルに当たる部分は「上部タブ」として配置し、表示スライドを強調したメリハリのあるデザインに
- 各タイトルタブに「ハイパーリンク機能」を設定することで、スライド間の遷移が可能に。タブをクリックするだけで任意のスライドに移動
- 強調箇所以外の要素や背景は、透明感のある配色で統一
- 反対に目を引きつけたい要素は「不透明の白地」+「淡い影の効果」を使用し、立体的かつハイライトして見えるようにデザインルールを設定
裏表紙
- 今回の資料で「裏表紙」に当たるページを新しく追加
- 問い合わせページとして華美にはせず、「締め」の雰囲気を残したデザインに
まとめ
今回は弊社のサービス紹介資料のリニューアルについて解説いたしました。
資料のリニューアルでは見た目を新しくするだけでなく、資料の用途・目的を改めて確認し、情報の取捨選択や再構成を行っていくことが大切です。
資料のリニューアルや新規作成をご検討されている方は、お気軽に資料作成代行サービス「バーチャルプランナー」までお問合せください。
経験豊富なコンサルタントとデザイナーが、お客様にとっての最適なプランをご提案させていただきます。