パワーポイントの見やすい文字サイズと編集方法を徹底解説!

パワーポイント資料の文字サイズをどのくらいにすればよいか、迷ったことのある方も多いのではないでしょうか。

パワーポイント資料の文字が小さすぎたり大きすぎたりすると、読むのに時間がかかり、最悪の場合は投影された資料がまったく読めないということも起こりえます。

そこで今回は、パワーポイントの見やすい文字サイズについて解説します。用途に応じて適した文字サイズを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

最適な文字サイズは資料の利用シーンによって異なる

一般的に読みやすい文字サイズ(フォントサイズ)はどのくらいでしょうか?この疑問に対する答えは一つではありません。読みやすい文字サイズというのは資料のサイズや投影環境などの用途に左右されます。

スライドサイズによって最適な文字サイズは変化する

パワーポイント資料の場合、用途によって最適な文字サイズが変化します。

たとえば、パワーポイントのスライドは講演会や大会議室などでスクリーンに投影されることもあれば、手元用の配布資料として利用されることもあります。当然ながら、スクリーンに投影されるスライドと手元用の配布資料として印刷されたスライドでは、スライドサイズが異なります。

スライドサイズが使用シーンによって変わる一方で、パワーポイントを含むほとんどのソフトウェアでは、文字サイズは絶対値で設定されます。文字サイズを固定したままスライドサイズだけを変化させると、スライドサイズに対する文字サイズの「比率」が低下することになり、場合によっては視認性が著しく低下します。

この問題を回避するためには、資料の用途に応じて、スライドサイズと文字サイズの双方を調整することが重要です。スライドサイズを変更する際に「最大化」もしくは「サイズに合わせて調整」を選択すれば、スライドサイズに合わせて文字サイズを最適化することが可能です。

実際に確かめてみるのが確実

使用環境によって最適な文字サイズが異なる以上、実際の使用環境でどのように表示されるかを事前にテストしておくことが推奨されます。

配布資料であれば、実際に印刷することによって文字サイズを確認できます。スクリーンへの投影であれば、会場でスライドを実際に映しながらリハーサルを行うなどして、遠い席からでも文字が問題なく読めるかを確かめておくのが良いでしょう。

ただし、会場によっては事前のリハーサルができない場合があり、PDF化したスライドを聞き手が各自のデバイスで表示することもあります。さまざまな状況に柔軟に対応できるように、極端に小さい文字はあらかじめ避けることが無難です。

シーン別最小の文字サイズの目安

利用シーンごとに、パワーポイント資料の最小文字サイズの目安をご紹介します。

配布資料の最小の文字サイズの目安

配布資料の用紙サイズはA4前後が一般的です。この用紙サイズを基準とした場合、最小文字サイズは12pt〜16pt(本文は12pt以上)が目安となります。また、配布資料は持ち帰って読み返すことが想定されるため、枚数が多くなりすぎないようにも配慮しましょう。

投影用資料の最小の文字サイズの目安

投影用資料を表示するスクリーンの大きさは会場によって異なります。したがって、投影用資料の最小の文字サイズを一律に定めることは困難です。18pt以上を目安に資料を作成し、先述の通り実際にリハーサルをして目視で確認しながら文字サイズを調整するのが良いでしょう。

資料内で使用する文字サイズは3種類程度に抑える

パワーポイント資料内では、文字サイズを3種類程度に抑えることが推奨されます。文字サイズの種類を抑えることで、情報の階層関係が明確になるためです。

使用する文字サイズはタイトル用・見出し用・本文用の3種類程度に抑えるのが良いでしょう。本文のサイズを基準とし、役割に応じて1.5~2倍ずつのジャンプ率で文字サイズを設定すると良いでしょう。

たとえば、手元用の配布資料であれば本文は12~16pt、強調するテキストや見出しは18~20pt、タイトルやまとめのテキストは24~40pt程度に設定すれば十分な視認性・可読性・判読性を保つことができます。

パワーポイント上で文字サイズを変更する方法

ここでは、パワーポイントで文字サイズを変更するさまざまな方法をご紹介します。

テキストボックスの文字サイズを変更する方法

テキストボックス(あるいは文字用プレースホルダー)全体の文字サイズを変更する方法です。

テキストボックス(あるいは文字用プレースホルダー)の外枠をクリックし、選択します。

ホームタブ」「フォントサイズ」の順にクリックし、プルダウンメニューから任意の値を選択します。

テキストボックス内の一部のテキストの文字サイズを変更するためには、該当する文字列をドラッグで選択し、上記と同じ操作を行います。 

もしくは、近くに表示されるボックス内からでも変更可能です。

ショートカットを用いて文字サイズを変更する方法

便利なショートカット機能を用いて文字サイズを変更することも可能です。テキストボックス(あるいは文字用プレースホルダー)をクリックします。その上で、Ctrl+]またはCtrl+Shift+>で文字を拡大、Ctrl+[またはCtrl+Shift+<で文字を縮小することが可能です。

文字サイズを任意の値に変更する方法

プルダウンメニュー横のボックスに直接数値を入力しても、文字サイズを変更することができます。プルダウンメニューより設定すると、最大96ptまでしか変更できませんが、この方法を使用すれば96pt以上の文字サイズも設定することができます。

スライド内の文字サイズを一括で変更する方法

スライドマスター機能を利用することによって、複数のスライド内の文字サイズを一括変更することが可能です。この方法での変更は、文字用プレースホルダーのみに適用されます。

まず、「表示」タブから「スライドマスター」を開きます。

次に、スライドマスターで一番上に表示されるスライド(他のスライドよりも少し大きめに表示されているスライド)を選択します。上の図で、赤の太枠で囲まれている箇所が、スライドマスターです。スライドマスターの下に表示されているやや小さなスライドは、レイアウトマスターと呼ばれます。スライドマスターから本文用のプレースホルダーをクリックし、通常の手順と同様にテキストサイズを変更してください。

スライドマスター」タブ→「マスター表示を閉じる」で全スライドに適用されます。既存スライドで適用されない場合は、本文用プレースホルダーを使用しているか確認しましょう。本文用プレースホルダーを使用していても変更が反映されなければ、「ホーム」タブの「スライド」エリアにある「リセット」をクリックすることで適用されることがあります。

自動調整機能をオフにして文字サイズを固定する方法

自動調整機能とは、プレースホルダーの内の文字サイズを文字量に応じて自動変更する機能です。パワーポイントのデフォルト設定では自動調整機能がオンになっています。

自動調整機能を使えば、文字を増やす場合に文字が図形からはみ出すのを自動的に防ぐことができるので便利です。その一方、文字数が極端に多い場合には文字サイズが極端に小さくなり判読性が低下する可能性もあるので、注意が必要です。

自動調整機能をオフにするためには、「ファイル」→「オプション」→「文章校正」→「オートコレクトのオプション」の順でクリックします。

次に、「入力オートフォーマット」メニューの下方にある「テキストをタイトルのプレースホルダーに自動的に収める」と「テキストを本文のプレースホルダーに自動的に収める」のチェックを外して「OK」をクリックします。この操作をおこなった後に挿入したプレースホルダーには自動調整機能が適用されません。自動調整機能をオフにする以前に挿入したプレースホルダーに関しては、一つ一つ手動で修正する必要があります。

まずは該当プレースホルダーを選択し、プレースホルダーの左下に表示される「自動調整オプション」のアイコンをクリックします。表示されるプルダウンから「このプレースホルダーの自動調整をしない」をクリックします。

自動調整機能がオフになりました。

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