パワーポイントに動画を挿入する方法やパワーポイントで動画を作成する方法を解説!

ビジネスプレゼンテーションでPR動画を流したい時などに、動画をあらかじめパワーポイントに埋め込んでおくと便利です。そこでこの記事では、パワーポイントに動画を挿入する方法について解説します。YouTubeの動画を挿入する方法や、パワーポイントを動画に変換する方法も扱いますので、プレゼンテーションの表現方法を拡げるテクニックとして知りたい人は必見です。

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パワーポイントに動画を挿入する

動画ファイルの対応形式

パワーポイントに挿入可能な動画のファイル形式は、下記の9種類です。

.asf
.avi
.m4v
.mov
.mpg
.mpeg
.swf
.wmv
.mp4(PowerPoint 2013以降)

これらのファイルをパワーポイントに挿入するための方法は2つあります。一つはパワーポイント内に動画ファイルを埋め込む方法で、もう一つはパワーポイントの外にある動画ファイルをリンクでつなぐ方法です。

以下、PowerPoint 2013/2016を使って、動画ファイルの挿入方法を解説します。

動画ファイルを埋め込む方法

動画を挿入したいスライドを選択、「挿入」タブから「ビデオ」、「このコンピューター上のビデオ」の順にクリックします。

「ビデオの挿入」ウィンドウが表示されるので、埋め込みたい動画ファイルを選択し、「挿入」ボタンをクリックします。

ビデオが挿入されました。

動画の保存先からパワーポイントにドラッグアンドドロップすることでも埋め込むことができます。

動画ファイルを埋め込むメリットは、一度埋め込めば元の動画を編集してもパワーポイントファイル内の動画には影響しない点です。また、パワーポイントファイル内に埋め込んだ画像を編集しても元の動画には影響しません。

デメリットは、パワーポイントのファイルサイズが大きくなる点です。スペックの低いパソコンではパフォーマンスが低下する可能性があるので、埋め込みの際はファイルサイズに注意しましょう。

パフォーマンスが低下する場合の対処法については、この記事の後半で紹介します。

動画ファイルをリンクする方法

パワーポイントの外にある動画ファイルをリンクでつなぐ方法を解説します。

まず、パワーポイントの標準画面を開き、動画ファイルを挿入したいスライドを選択します。次に、「挿入」タブから「ビデオ」、「このコンピューター上のビデオ」の順にクリックします。「ビデオの挿入」ウィンドウが表示されるので、埋め込みたい動画ファイルを選択します。

最後に、ツールの右横のボタンのプルダウンメニューから「ファイルにリンク」を選択しクリックします。

動画をリンクする方法のメリットは、ファイルのサイズをおさえられる点です。

動画ファイルを埋め込む方法とは異なり、パフォーマンスに影響を与えることが少ないです。

一方、デメリットはリンクした動画やパワーポイントファイルを編集するとにり、リンクが切れてしまう点です。リンクが切れると動画が正しく表示されなくなるため、どちらかのファイルを編集するたびに、リンクを更新する必要があります。

「本番で動画のリンクを開こうとして開けなかった」という失敗をしないよう、くれぐれも注意しましょう。

YouTubeの動画を挿入する方法

コンピュータ上にある動画ファイルだけでなく、YouTubeなどオンライン上の動画を挿入することもできます。ここではYoutubeの動画を挿入する方法を解説します。

まず、パワーポイントの標準画面を開き、動画ファイルを挿入したいスライドを選択します。次に、「挿入」タブから「ビデオ」、「オンライン ビデオ」の順にクリックします。

「オンラインビデオ」のダイアログボックスが表示されるので、挿入したい動画のURLを入力して、挿入をクリックします。

挿入されたYouTube動画はYouTubeへのリンクを貼っているだけなので、インターネットに接続していない環境やリンク元の動画がYouTubeから削除された場合などは再生できません。

また、Youtubeの動画は著作権により保護されています。トラブルを防ぐためにも、自社がアップロードしたものではない動画を商用で利用する場合には、著作権保持者に利用規約を事前に確認することを推奨します。

動画を再生・編集する

ここからは、パワーポイントに挿入された動画を再生・編集する方法を解説します。

動画を再生する

パワーポイントに挿入された動画を再生するためには、スライドショー中に下記のいずれかの方法を用います。

動画をクリックする
Enterキーを押す
「→」キーを押す
「↓」キーを押す

このほかにも、動画をクリックして表示される、左下の▷ボタン(再生/一時停止)を押すことでも再生することができます。再生中にもう一度▷ボタンを押すと、動画を一時停止します。

動画を編集する

挿入された動画のトリミング、テキスト挿入、圧縮の方法を解説します。ここで紹介する方法は、パワーポイント内に埋め込まれた動画に対してのみ適用できます。

動画をトリミングする

動画のトリミングとは、動画の不要な部分を切り取る作業のことです。動画に不要な部分があり、その部分を削りたい場合などに便利です。

まず、スライド上でトリミングしたい動画を選択します。次に、「再生」タブから「ビデオのトリミング」をクリックします。

トリミング用のダイアログボックスが表示されるので、ダイアログボックス内にあるズームスライダーを左右に操作します。
緑のスライダーが開始部分、赤のスライダーが終了部分を表します。必要な部分を残して「OK」をクリックします。

トリミング後に中央下の「再生」ボタンを押すと、トリミング後の動画を確認することができます。

この方法では、動画の開始時間と終了時間の編集のみ可能です。中間部分を削ることはできません。動画の中間部分を削りたい場合には、該当する動画のコピーを作成した上で中間の不要な部分の前後で動画を分割しましょう。

さらに「ビデオ形式」タブにある「トリミング」というメニューでは、画像などと同様に動画の画面サイズをトリミングすることも可能です。

動画内でテキストを挿入し再生する

パワーポイントでは動画にテキストを挿入し任意のタイミングで再生することもできます。この機能は、字幕を付ける際に便利です。

テキストを挿入するためにはまず、動画内でテキストを挿入する時点を確定します。

動画を選択し、「再生」タブから動画を再生させ、テキストを挿入したい時点で一時停止します。そして、「ブックマークの追加」でブックマークを設定します。同様の手順で、テキストの表示を終了するタイミングもブックマークしましょう。

ブックマークされた箇所には、シークバー上に◯が表示されます。

次に、スライド上にテキストボックスを新規作成し、挿入したいテキストを入力します。今回は「タイピング速度は生産性に大きく影響します」というテキストを挿入しました。

最後に、動画でブックマークした時点でテキストボックスを表示させるためのアニメーションを設定します。

テキストボックスを選択した状態で「アニメーション」タブから「フェード」のアニメーションを設定します。これにより、テキストボックスにフェードインのアニメーションが設定されました。同様に「アニメーションの追加」から「フェードアウト」を選択して、フェードアウトのアニメーションも設定します。

「アニメーション」タブの「アニメーションウィンドウ」をクリックし、アニメーションウィンドウを表示します。

「アニメーションウィンドウ」にあるフェードインをクリックし、「アニメーション」タブの「開始のタイミング」をクリックします。
「ブックマーク時」の「ブックマーク1」をクリックします。これでブックマーク1のタイミングでアニメーションが開始されます。

同様の手順で、フェードアウトにも開始のタイミングを設定しましょう。

実際に反映した例です。

動画を圧縮する

パワーポイントファイルに挿入した動画をパワーポイントの機能を使って圧縮することができます。これにより、パワーポイントのファイルサイズを小さくすることができます。

「ファイル」→「情報」→「メディアの圧縮」の順にクリックします。

最後に、「メディアの圧縮」のプルダウンメニューから任意の圧縮オプションを選択すると、自動的に圧縮が始まります。

圧縮オプションは、フルHD、HD、標準の順に圧縮率が高くなり、解像度(動画のきめ細かさ)が下がります。ファイルのサイズと解像度のバランスを考慮しながら、用途に合った圧縮率を選びましょう。

動画に装飾を施す

挿入された動画に視覚的な装飾を施すことも可能です。

方法は、画像や図形の場合と同じ要領です。動画を選択した状態で「書式」タブに表示される各種オプション(「ビデオの枠線」「修正」など)を活用することで、枠線をつけたり、明るさやコントラストを設定したりすることができます。

また、動画を右クリックすると右側に表示される「ビデオの設定」からでも、同様に設定することができます。

動画の音量を設定する

動画の音量を調整するためにはまず、動画を選択した状態で「再生」タブから「音量」をクリックします。「小」、「中」、「大」、「ミュート」というプルダウンメニューが表示されるので、任意の音量を設定します。

パワーポイントを動画に変換する

ここでは、パワーポイントを動画に変換する方法を解説します。

出来上がったパワーポイントを動画の形式に変換することで、インターネット上で公開することもできます。また、パワーポイントがインストールされていない環境でも動画でプレゼンテーションをおこなえます。

パワーポイントを動画に変換する方法

まず、「ファイル」タブから「エクスポート」、「ビデオの作成」の順にクリックします。
次に「画質」、「記録されたナレーションとタイミングを使用する/しない」などのオプションを設定します。最後に、「ビデオの作成」をクリックします。

PowerPoint 2013/2016で保存できる動画形式は、.mp4、.wmvのいずれかです。
PowerPoint 2010は、.wmvのみ対応していました。PowerPoint 2007までは、動画変換には対応していません。

記録されたナレーションとタイミングを使用して動画に変換する方法

パワーポイントをうまく活用することで、ナレーション付きの動画を作成することも可能です。ここでいう「ナレーション」とは、プレゼンテーションに自分の音声を追加することです。プレゼンテーションをインターネットなどで公開することを考えている人には、便利な機能です。

また「タイミング」とは、各スライドの表示時間を指します。スライドの重要度によってタイミングを変えることで、動画にメリハリをつけることができます。さらに、記録中の画面でカメラをオンにすることで、発表者の姿を映すこともできます。

ナレーションやタイミングを記録するには「スライドショー」タブの「スライドショーの記録」をクリックします。

左上の記録をクリックし、スライドショーを実際に行うことで、タイミングが記録されます。

ここで記録したタイミングとナレーションを反映させた状態で動画に書き出すには「ファイル」タブから「エクスポート」、「ビデオの作成」の順にクリックします。次に、「記録されたタイミングとナレーションを使用する」を選択します。

「タイミングとナレーションのプレビュー」をクリックすると、記録されたスライドの切り替えタイミングとナレーション音声を、出力前に確認することができます。

ここまで解説してきた「記録されたナレーションとタイミングを使用して動画に変換する方法」は、何度も練習・テストを行う時間がある場合に特に有効です。納得がいくまで「スライドショーの記録」を繰り返し、最後に動画に書き出すことで完成度の高いナレーション付き動画を作成することができます。
一方、セミナーなどプレゼンテーション本番の様子を動画化したい場合には、以下の方法がおすすめです。

ナレーションとタイミングを記録しながら動画に変換する方法

この方法は、プレゼンテーション終了直後に動画が自動で書き出される仕組みです。一度きりのプレゼンテーション本番の様子を記録し、動画として保存したい場合に有効です。ビデオカメラと同じ要領で、手軽にプレゼンテーションを動画にすることができます。

まずは先述と同様に、「ファイル」タブから「エクスポート」、「ビデオの作成」の順にクリックします。

その上で、「記録されたタイミングとナレーションを使用しない」→「タイミングとナレーションの記録」の順にクリックします。

先ほどと同じく記録画面が表示されます。スライドと「記録中」ウィンドウが表示されてから、マイクやPCに向かって話すとナレーションが記録され、スライドをめくるとタイミングが記録されます。

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