パワーポイントのマクロで業務効率化|フォントをメイリオに変換する方法

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パワーポイントのマクロで業務効率化|フォントをメイリオに変換する方法

「マクロ」と聞くと、Excelの作業を効率化するために使われているイメージが強いかと思いますが、パワーポイントでもマクロを使用することが出来ます。
マクロを覚えると資料作成の業務効率が格段にアップします。本記事ではパワーポイントでのマクロの設定方法を解説しますので、是非参考にしてください。

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パワーポイントにおけるマクロ(VBA)の役割と効率化のメリット

「マクロ」とはマイクロソフトのOfficeシリーズに標準装備されている、複数の手順をまとめて記憶し、必要に応じて自動的に実行させる機能のことを言います。
一般的にはExcelで扱われることが多く、何度も繰り返される数値計算やシート操作をマクロ上に記憶させ、作業の効率化を図るために利用されています。

パワーポイントのマクロというとあまり馴染みが無いかもしれませんが、何度も使う操作を記憶させておくことで、単純な繰返しの作業が一気に実行されるため、スライド作成を効率的に行うことが出来ます。

事前準備:リボンに「開発」タブを表示させてマクロを使える状態にする

まず、「マクロ」がパワーポイント上のどこに設置されているのかを確認していきましょう。

パワーポイントでマクロを設定する方法

①リボンの「開発」タブをクリックします。

リボンの中に「開発」タブがない場合は「ファイル」→「オプション」→「リボンのユーザー設定」で「開発」にチェックを入れてください。

パワーポイント マクロ2

開発タブ内の、「マクロ」をクリックすると、下のような画面が開きます。

パワーポイント マクロ3

今はまだマクロを設定していないので、何も表示されていません。

全スライドのフォントを「メイリオ」に一括変換するマクロの実行手順

それでは、早速簡単なマクロを実行してみましょう。

例えば選択したテキストボックスのフォントを「メイリオ」に変更したい場合、下記のように「ホーム」タブからフォントをメイリオに設定します。

フォントを毎回設定するのは面倒

この操作が一度だけなら良いのですが、同じようにフォントを変えなければいけない図が沢山あると面倒ですよね。

そこで、今回はこの作業を自動化するサンプルマクロを実行してみましょう。

1.マクロの設定画面(Visual Basic(VBE)のエディタ画面)を開く

パワーポイントでマクロを設定する方法

①最初にリボンの「開発」タブを開きます。
②左端にある「Visual Basic」を開きます。

「Visual Basic」とは、マイクロソフトが1990年代に開発していたプログラミング言語のことを指します。通常はVisual Basic for Applicationsを省略して「VBA」と呼ぶこともあります。

パワーポイント上での「Visual Basic」はプログラミングコードを書いておく場所だと覚えていただければ問題ありません。
ここに、「スライド上のすべてのテキストをメイリオにする」という内容のコードを書けば、パワーポイント上でVisual Basicが自動で行ってくれるという仕組みです。

2.標準モジュールを挿入してVBAサンプルコードを貼り付ける

下記のサンプルコードを貼り付けてみましょう。コードの書き方は今回の記事では割愛しています。

Sub フォントをメイリオに変更()
Dim sld As Slide, shp As Shape
 For Each sld In ActivePresentation.Slides
  For Each shp In sld.Shapes
   If shp.TextFrame2.HasText Then
    With shp.TextFrame2.TextRange.font
     .NameFarEast = “メイリオ” ‘※要入力 日本語用フォントの設定
    End With
   End If
  Next shp
 Next sld
End Sub

③枠内のコードをコピーしてください。

④「開発」タブ→「Visual Basic」で下記の画面を開きます

パワーポイントでマクロを設定する方法

⑤枠で囲んだエリアの上で右クリックをします

パワーポイントでマクロを設定する方法

⑥「挿入」→「標準モジュール」の順にクリックします。
標準モジュールとは、「ファイルに対する命令のひとかたまり」のようなもののことで、新しい命令を挿入するためにこの操作を行います。

パワーポイントでマクロを設定する方法

⑦標準モジュールを挿入すると、このような画面に移りました。
右側にテキストを入力することのできるエリアが出現します。

パワーポイントでマクロを設定する方法

⑧ここに、先ほどのサンプルコードを貼り付けましょう。
「Option Explicit」という文言が標準で表示されるので、これは消さずにOption Explicitの1行下に貼り付けます。
※「Option Explicit」が記入されていない状態の場合、サンプルコードの1行目に「Option Explicit」を追記してください。

3.保存したマクロを実行して全ページのフォントを変換する

⑨貼り付けた状態で、もとのパワーポイントファイル画面に戻り、「開発」→「マクロ」の順にクリックすると、下図のような画面が開きます。

パワーポイントでマクロを設定する方法

「フォントをメイリオに変更」はサンプルコード上で指定したマクロ名です。
このマクロ名を選択し、「実行」をクリックすると、パワーポイントファイル上のすべてのテキストがメイリオに変更されます。

これまでは【Ctrl+A】で全選択→フォント設定で「メイリオ」と打ちこむ、といった作業を全スライドに対し行っていましたが、マクロ実行までの数クリックで全ページの変換が完了しました。

パワーポイントのマクロの設定方法ついて、一通りの流れは理解いただけましたでしょうか。
今回使用したコードについては、下記の記事で詳細に解説しているので参考にしてください。

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