制作事例|「岩崎通信機様」サステナビリティレポート
さまざまな資料のリニューアルについて、ストリームラインで作成した実例から構成やデザインのポイントを解説。
今回は岩崎通信機様のサステナビリティレポートについて、パワーポイントを利用した資料作成の具体的なメリットをお伝えします。
はじめに
ストリームラインが提供するIR資料作成支援サービス「LEAD」は、決算説明会資料、中期経営計画書、事業計画成長及び成長可能性に関する事項、個人投資家向け説明会資料、サステナビリティレポートなどの様々な投資家向け資料の作成を支援しており、2024年11月現在、130社の上場企業様にご利用いただいています。
全ての資料をパワーポイントで作成しており、ご利用いただいている多くの企業様から資料の品質に対して高評価をいただいております。
今回は岩崎通信機様のサステナビリティレポート制作を例に、パワーポイントで資料を作成することのメリットを解説していきます。
メリット①:統一感のあるデザイン
パワーポイントには「スライドマスター」という、書式やレイアウトを設定してスライド全体に適用できる便利な機能があります。
資料を通して変わらないデザイン要素(フォントやカラー、ロゴ、コピーライト、ページ番号、タブなど)はスライドマスタで設定し、共通テンプレートを作成しておけば、必要に応じてロゴの差し替えやページ構成の変更などを一括で行うことができます。
当社で資料作成する際はこのスライドマスター機能を使い、資料全体に一貫性を持たせるようにしています。
統一感のあるテンプレートを設定しデザインを整えることで、資料を見た人にプロフェッショナルな印象を与えることができます。
岩崎通信機様のレポートでは、コーポレートカラーであるブルーを基調に、視覚的な区別を明確にするために新たに3色のカテゴリーカラーを設定しました。
岩崎通信機様の誠実かつ洗練されたコーポレートイメージを反映しつつ、情報が明瞭に伝わるレイアウト設計やタブの設置にこだわり、読みやすさとわかりやすさを追求しています。
メリット②:効率的な制作プロセス
パワーポイントを制作ツールとして使用することで、従来のInDesignなどのデザインツールを用いた方法に比べて、大幅に資料作成の時間と労力を節約できます。
弊社が提供するIR資料作成支援の「LEAD」サービスでは、以下のような制作フローを採用しています。
1. オリジナルの共通テンプレートを作成
共通テンプレートを使用することで、クライアント様の部署間の原稿フォーマットを統一します。
これにより、原稿の取りまとめが容易になります。クライアント様からはパワーポイントデータを直接受け取り、それを基に作業を進めます。
2. 社内での一貫した作業フロー
資料の構成やデザインを全てパワーポイントで行うため、効率的かつスピーディな制作が可能です。
チーム全員が同じツールを使用することで情報が的確に伝わり、作業の一貫性を保つことができます。
3. 確認とフィードバックがパワーポイント上で完結
パワーポイントはIn Designやillustratorなどと違い、業種にかかわらず多くのビジネスマンが使用しているツールです。
パワーポイント資料で提出することで、クライアント様にも手軽に確認いただけます。
また自由にコメントを記入していただけるため、フィードバックを効率的に収集することが可能。コメントをもとに、デザイナーがフィードバック内容を資料デザインに反映いたします。
メリット③:表やグラフ機能が豊富
パワーポイントでは、豊富なデザイン・レイアウトの表やグラフを作成することができます。
デザイナーはデータの種類や伝えたいポイントを読み取りつつ、テンプレートに合わせて表やグラフをデザインしていきます。
数あるデータを出来る限り直感的に表現することで、読み手の理解を促すことが可能です。
岩崎通信機様のサステナビリティレポートでは、重要なデータポイントを具体的なグラフやチャートで示すことにより、より効果的に情報の理解を促進しています。
メリット④:継続的な更新のしやすさ
サステナビリティレポートのように定期的に更新が必要な資料も、パワーポイントを使えばクライアント様ご自身で簡単に最新情報に更新することができます。
これにより、毎年の更新作業も効率的かつ正確に行うことが可能です。
まとめ
岩崎通信機様の事例を通して、サステナビリティレポートの作成にパワーポイントを使うことのメリットが伝わりましたでしょうか。時間とコストを節約しながら、質の高い資料を作成することが可能です。パワーポイントはなかなか奥深く、可能性に秘めたツールです。
パワーポイント資料作成を依頼したい方は、IR資料の制作に特化したサービス「LEAD」までお気軽にお問い合わせください。